本会議
平成23年度予算が可決されました。
中野区の一般会計予算は1113億7000万円です。
今年度は区民税等が増えましたが、中野駅周辺整備などのまちづくり事業や公園用地の取得などの投資的事業の経費は前年度比較で89億円も増えました。また生活保護費などの増加などで扶助費も前年度比51億円も増えました。
平成22年度から始まった「新しい中野を作る10か年計画(第2次)」で、今後、中野区が持続していくには一般財源ベースを650億円とすることを示したばかりでしたのに、予算は過去最高の1113億7000万円にも膨らんでしまいました。
起債残高は508億円、財政調整基金も数年後には枯渇してしまいます。1年1年の予算を本当に必要な予算だけに絞り込む作業ができていませんでした。
中野駅周辺の開発で、すでに動き出していて国等に払わなくてはならない違約金は別として、早急に始める必要のない箱もの行政、イベント等は抑えるべきだと判断し、私は、この予算案に反対しました。