近藤正二著「二十世紀を生きた記録 私と中野区」発刊 (出版 株式会社ぎょうせい)
私の父とその仲間が、長い年月をかけて作った本ができあがりました。
父は議員を辞めた後、自分が半世紀近く携わってきた中野区のことをまとめてみたいと考えていました。また、戦後40年続いた地域の社会活動「北原文化クラブ」についても一度振り返ってまとめたいと思っていました。
数人の仲間と毎月1回勉強会を続け、軍国少年として育てられた生い立ち、戦後、「平和を守り、文化を高めよう!」と東大生の25歳で中野区議会議員となり内側から見た区政、
「文化の中野」をめざし、著名人を集めて40年続けた「北原文化クラブ夏期教養講座」、地元で携わった生涯教育、盛りだくさんの内容ですが、なかなかいい本になりました。
父は、毎年の年賀状に「本を出します」と書いては実現せず、「まだできないのですか?」とお問い合わせをいただいたほどです。その間、本人もその仲間も、病気になり、怪我をし、入院し、とここまでに至る出版活動は大変な作業でした。
1人の二十世紀を生きた人間の記録ですが、戦後の中野区の区政の流れも分かります。ご希望される方がいらっしゃいましたら、お声をかけてください。
なお、同書は、5月30日からアマゾン(amazon.co.jp)でもネット販売される予定です。