発達上、さまざまなつまずきを持つ子ども達が通う中野区立の療養センターを視察しました。
3年前から社会福祉法人 全国重症心身障害児(者)を守る会に運営を委託しています。
1歳児~2歳児のクラスは、定員30名、親子で週2回通います。3歳児から就学前児のクラスは15名定員、親子で週2回、子どもだけで週3回通います。
児童指導員、保育士合わせて10名、理学療法士2名、作業療法士(常勤週2回1名、非常勤週2回1名)看護師2名、言語聴覚士(非常勤週2回2名)発達心理などのスタッフが子どもたちと親を支えています。
幼稚園や保育園等に通うお子さんへの支援も行っています。緊急一時保護の体制などもあり、素晴らしい施設と手厚いスタッフの支援の中で、運動機能、ことば、集団参加などの発達を促すプログラムが行われています。夏過ぎには定員がいっぱいになり、待機児童がでるそうです。これだけ充実した施設ですから、支援を必要とするお子さんができるだけ多く通えるといいと思いました。