仕事で主人に大変世話になったという若者が突然尋ねて来ました。偶然ですが、彼は、10万円で主人を拉致し殺した犯人の一人、沢田の友人を知っていたというのです。
犯人たちは主人を拉致して放置した後、ドンちゃん騒ぎをして、その10万円で彼女にプレゼントをしたりしていたと言います。「あいつらは全く反省していない」と怒っていました。
今日は七夕です。私は笹を買ってくる時間も、短冊に願い事を書く時間もありませんでした。子どもたちが「今年は七夕やらないの?」と聞きました。今の私の願いは、主人が生き返ることしかないのです。
主人と仲の良かった人が、「たまたま新宿のデパートを通りかかったら七夕飾りがあって、自由に書けるよう短冊が用意してあったので、たくさん書いて飾ったら、通りがかった若い人が熱心に読んでいたよ」と言って短冊を一枚持って来てくれました。
以下、短冊の内容です。
「天国の近藤浩さん、突然襲われて殺されて、いったい誰に殺されたのかあなたにはわからなかったでしょうけれど、犯人はこの6人
酒井 裕(あなたの元上司だよ)
坂本 亮(酒井の親戚)
高橋 祐介(坂本の部下)
沢田 将基(坂本の友人)
緒方 剛(沢田の友人)
齋藤 揚礼(沢田の友人)
夜な夜な彼らの夢に出て・・・ください。無念を晴らすにはそれしかない。
安らかになんて、なれないと思うけれど、残された者がんばっていくから見守って下さい」