先日視察した「認定子ども園」についての議論になりました。守山市のカナリア園も財政的には厳しい、それを踏まえて、裏付けのないまま、認定子ども園にする事は急がないほうがいいのではないかと言う意見と、今後、幼稚園には、幼稚園教諭の数、待機児の解消、施設の老朽化の問題などが次々出てくるので、認定園は急がなければならない。と言う意見、違う2種類の意見がでました。
厚生委員の間でも慎重論が多い中、19年度には、民間事業者を選定し、区立幼稚園2園は認定子ども園に転換されることになります。
中野区歯科医師会委託事業に関する調査について報告がありました。密室の中で、区の内部の人間が行った調査では、結論として、歯科医師会に保管されていた金額は
2193万2621円でした。いろいろな計算上、事務的なミスの積み重ねが原因で、「意図を持って金銭を隠匿したものではない」と言うことでした。私は「悪意を持った人間が意図を持って隠匿した方がまだ救われる面があるのではないか」と言う主旨の意見をいいました。2000万円以上もの金銭を事務のミスが積み重なり、誰もがチェックできないで、放置されていたとは、あまりにも情けない話だからです。皆がぬるま湯につかっていたとしか思えません。幼稚園の保育料の値上げなど、一刻も争うように値上げし、区民の負担を増やす事に対してはすごいスピードです。自分たちの事務のミスで2000万円もの金銭が返還されずにいたのは、のんびり誰も気づかない状態で、歯科医師会側から言われなければわからなかったとはあまりにも無責任であると思います。私はこの事業のあり方の根本から考えていく事を提案しました。