介護保険の改正であれ、障害者自立支援法であれ、生活弱者と言われる方々にその負担は重く、普通に生活することが厳しくなってきた1年といっても過言ではないと思います。
このような国の流れの中にあって、私は、無所属の地方議員のできることは何かを考え行動してきた1年でした。他の議員に、やじられ、怒られ、泣きそうになりながら、議会や委員会で
「区民はその施策に耐えられるのか?」
「区民はそれを望んでいない」等の主旨を発言してきました。区民に大きく負担がのしかかる事を極力さけるように、せめて、移行のために、スモールスップを用意することも発言してきました。
最近も、私のところへ、高齢者を抱え、病院退院後の入所先が見つからないと言う方からご相談がありました。実際に起こっている事と、国の施策、その間で大変困っている方たちをどう救っていくかが、大きな課題です。今後、高齢福祉分野は、グループホーム等、民間活力が公共性のある事業をどんどん担っていく事になります。区民への周知の方法等はどうなっているのか、区報での扱い、ホームページなどをどのように活用するのか、職員とも話しをしています。