中学運動会
息子の通う中学の運動会でした。
プログラムを見ると、100メートル、200メートル、1000メートル、1500メートル、学級全員リレー、学級対抗リレー男子・女子、色別リレー、クラブ対抗リレー等、走る競技が多くて、他の競技があまりありませんでした。
「あなたのでる競技に丸をしておいてね」と息子にプログラムを渡すと、チェックされたのは初めの体操、100メートル、学年競技、たったそれだけです。それでも少し前から自転車に乗るのを控えて走って行ったり、息子なりに運動会を意識して過ごしていました。子どもの気持ちの中ではお母さんに頑張るところを見せたいと思っていたのでしょう。
息子の一瞬の見せ場の100メートル走は、他の生徒のフライングにより、ゴール直前にやり直しになり、「あっと言う間に終わってしまう100メートル」を2回見ることになりました。息子は、2位でした。結構速い走りを見せてくれました。
最後は各種目で1番早く走った子どもの名前が呼ばれ、個人賞が渡されました。
中学校の運動会で個人が表彰される運動会を今まで見たことはありませんでしたが、個人賞を貰った生徒の保護者のうれしそうな笑顔をみると、何ともうれしい気分になりました。
娘が通っていた中学の運動会は、全学年男子で作る組体操、全校でのマスゲームなど、協力することの大事さ、団体の美を見せてくれる運動会でした。組み体操の1番下の生徒への惜しみない拍手や、クラブ対抗リレーの文学部の仮装におなかを抱えて笑ったこともありました。いろいろな種目があり、「みんなが主役」の運動会でした。
私は「みんなが主役」の運動会の方が好きですが、自分たちの運動会を、作るのも、競うのも、演じるのも、生徒たちです。来年はこの学校の運動会のテーマ「より速く走る」を目指して息子がより頑張ることに期待したいと思います。