私は会長、副会長の分科会に出席しましたが、各学校のPTAの様子がわかり、大変参考になりました。
子どもの在籍期間が3年と短い中学校では、ほとんどのPTA役員は1度経験すると終わります。多くは「やらなくてはならない行事」に追われ、その行事に取り組むことが精一杯で、PTAの仕事内容に問題点などがあっても、そこを変えるまでの時間はなかなか取れないのが現状のようです。
「お父さん」のPTA参加は精神的に余裕があるように見えてとても良いことだと思いますが、特に「お父さん」が会長の場合、副会長に支えられて行事をこなし、保護者同士の交流はできたが、「PTAの役割を今後どのようにするか」と言う事まで意識して考えることは少ないように、私は感じました。
今、行政は、PTAの組織に信頼を置いて、これまで公務員が担ってきた仕事を任せ、重要な施策の意思決定機関にしていく事も考えています。
私は、PTAが行政から大きな期待を持たれている団体であるということを踏まえ、役員が話合い、「PTAがやるべきこと」を点検し、もっと生徒に直接関係する取組みを検討し、幅広く保護者が参加したくなるようなPTAを作らなくてはならないのではないかと言う主旨の発言をしました。
大きくうなずいてくださった方や、現状がとても良いので私の考えは必要ないと思われた方など様々な意見がでました。