近藤 さえ子 公式ブログ 小枝日記

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6月28日  

双日ホールディングス(株)の株主総会に行ってきました。
主人の券で入ろうとすると「ご本人様でないと入れない」と言われました。現在、本当に不本意ながら名義の書き換えをしている最中です。
「この名前(近藤浩)を見ても入れてはもらえないのですか?」と上の人に確認をしてもらったところ入ることは許されました。

総会では西村社長他役員が前に座り、議案の説明をしました。まず大幅な当期損失になり、配当が無配であることを詫びました。
 当期末処理損失が563,058,053,566円
 資本準備金取崩額が507,239,563,504円
 次期繰越損失は55,818,490,062円

また今期に社員が起こしたコモディテー取引の損失、新聞等では160億と言っていましたが、もっとあるようです。大変な金額の損失を謝罪し、今後リスク管理に力を入れていくとおっしゃっていました。そして会社には「信用力」が一番大切であるともおっしゃっていました。
一応の説明が終わると株主の質問を受け付けました。いろいろな質問が出たのですが、私も最後の方で一言申し上げました。以下その時私が述べた内容です。

「先程、先物取引について役員の皆さんで謝罪をし、これから危機管理に力を入れていく、信用力が大事だと社長はおっしゃいました。昨年、会社の商権の裁判に従事していた社員が会社の元上司に殺されると言う痛ましい事件がありましたが、被害者の家族に一切詫びずに、危機管理、信用力と言うのは全くおかしくないですか。JRだって謝罪をしている。
また巨額の損失を出しているにも関わらず、退任した監査役とこれから退任する監査役に退職慰労金を進呈することもおかしいと思いますし、真面目に働き、会社の仕事の裁判担当で殺された主人には全く詫びない、賠償もない。というのはどういうことなのですか。
株主は無配なのに取締役と監査役の報酬を取締役が月額1600万円から2400万円に、監査役が550万円から850万円に改定すると言う議案はおかしいと思います。
危機管理を本当に考えるなら、主人にきちんと詫びることから始めるべきではないですか。来年の株主総会までにきちんと謝っていただきたいと思いますがご見解をお聞かせください。」

西村社長は「近藤君の奥様、大変申し訳ない。」とおっしゃいましたが、それに続く言葉は裁判自体には問題がなかったような言い方をしていました。そして主人の件は「今後の参考にさせていただきます。ありがとうございます。」
信じられません。殺されて「参考」にされて、お礼を言われるというのはどういうことでしょうか。まるで謝罪になってはいませんでした。

私の次に質問をした方は「(主人の事件)こんなことがあったなど知らなかった。社長は何でも「すいませんでした。と頭を下げるが、下げ方もほんの少しで、謝ってなどいない。社長は日本で最低だ。」と、会社の役員への厚い優遇、役員たちの態度にカンカンに怒っていました。

しかし、議案は賛成多数で可決されました。一般株主は、自分たちは損をして無配でも、会社が大変な損失を出していても、監査役に慰労金をだし、役員の給与を上げることを大きな拍手で受け入れてしまうのですから、どうしょうもありません。外国人投資家が多い会社では当日議案を否決したところもあるそうです。株主総会に出て、おとなしい日本人が上の人のすることになんでも賛成してしまう、いやだと思いながらも長いものに巻かれていく、上は限りなく豊かに、下は限りなく貧しくなっていく、今の日本の状態そのものがここにあるのだなと感じました。

*                *               *

夜、「今地震が起きた、その時中野は!!」と言う題名なのでぜひ防災特別委員会の副委員長として出席してくださいとの依頼があり、毎月、区政の勉強をしている会に出席しました。 この会には何度も出席しているのですが、今回はいつもより出席者が多かったように思えます。やはり地震対策には関心がある人が多いのでしょう。区民が自発的に集まって、区の職員と災害時のことを考えることはとてもいいことです。

区では建物の耐震診断に力を入れていますが、耐震補強をしなくてはならないと判断されてもお金がなければ補強することもできません。また、1人で動けない高齢者や障害を持つ方などを助け出す、ネットワークを作らなくてはなりません。行政では防災のマニアルはたくさん作っていますが、「地震が来たらとても危ない家に住んでいる人にどんな策をとれるか?」「災害弱者と言われる方々を助け出すシステム作りを早く進めること」など、行政も区民もその日が来る前にやらなくてはならないことがたくさんあります。

6月27日  

次の日曜日(7月3日)に東京都議会議員の選挙があります。私は当日予定がぎっしり詰まっているので、不在者投票に行ってきました。

議会の最中は、他のことができないので、いろいろな資料に目を通したり、学習会に参加したり、議会後の今やることがたくさんあります。

資料収集として、新聞の切り抜きを友人に頼み、ノートに整理してもらっています。それを読み返して見ました。「中野区の問題」「子育て・教育」「環境」「健康、高齢者、障害者」「平和、国際問題」「行政・自治」「犯罪」「その他」とノートは題名が付けられています。
読んでいくと「犯罪」のノートの中に2月26日付けの記事「双日、持ち株会社と合併へ」と言う記事が入っていました。内容は、双日ホールディングス(HD)は、旧日商岩井と旧ニチメンが03年4月に経営統合する際、共同持ち株会社として設立。04年4月にHDを残したまま傘下の両社が合併して双日ができた。その2つが10月をめどに合併すると言うものです。なぜ、この記事が「犯罪」のノートに入っていたかはわかりませんが、資料整理を頼んでいる幼い子ども持つお母さんの中に、会社の商権の裁判を担当し殺されてしまった主人に対し、何の謝罪もない双日㈱の存在が脳裏にあって、「双日」の文字を見た時、無意識に「犯罪」のノートに入れてしまったのでしょうか。


桃が丘学童クラブを見学いたしました。

6月26日  

今日も友人が主人の元に果物等のお供えを持って来てくれました。いつも頂いてばかりで申し訳ない思いです。

彼女と裁判の話、会社の対応などを話していく中で、私が双日の持ち株会社である双日ホールディングス(株)の株主総会に行ってみようか迷っている旨を話しました。6月28日双日ホールディングス㈱の株主総会があります。主人は自分の働いている会社を信じて、愛して、自分が会社のためにできることは何でもやってきました。給料とボーナスの度に株も買ってきました。株価は下がり、積立金は減ってしまいましたが、株主総会に出席できる権利はあるのです。

彼女は帰宅後、お父様に相談してくれたそうです。彼女のお父様は長年、大企業のトップとして働いてきた方です。「きちんと株主総会に出て会社の事実を話しておいた方がいいのではないか」と言うアドバイスをくださいました。
株券の名義は、未だに主人の名前ですが、私は株主総会に出てみることにしました。

6月25日  

教科書問題の学習会 

今年の8月までに全国の中学校で教科書の採択が行われます。そこで、「つくる会」の教科書の問題点などを取り上げ、考えてみましょう。と言う趣旨の会に参加しました。講師は「つくる会」の教科書の危険性を指摘して、皆で声を上げて反論して行こう、という内容の講義をしてくださったのですが、「つくる会」の教科書だけを取り上げて、「これを選んではいけないと」言う学習会はおかしいのではないかと言う人たちが何人も参加していて、激しいやり取りになりました。

教科書問題でも中学生を持つ保護者の参加はなく、「つくる会」の教科書が良いと考える人と、選んではいけないと考える両方の熱い思いは、学習現場の中学生の保護者には、全くといっていいほど伝わっていません。子どもたちに使わせたいのはどの教科書なのか、教育センターに展示してあります。多くの保護者が納得できる教科書を選びたいものです。

6月24日  

中央労働基準監督署
千代田区役所

主人の労災の件で動きました。


主人の仏前にいただいたお花です。ありがとうございます。
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6月23日  

主人を殺した酒井裕、坂本亮、高橋祐輔(いずれも殺人罪で起訴)3被告の第2回目の公判がありました。

今回は、高橋祐介の情状証言と質問、坂本亮の情状証言と質問でした。

これに先立ち、酒井の謝罪文の読み上げが酒井についている3人の弁護人の一人からありました。「私が近藤に対する気持ちを抑えられなかったばかりに、若者を巻き込み、子どもたちからお父さんを奪い申し訳なかった」というものです。大声で、「人を殺しておいて、ふざけないでください」と叫びたい思いをぐっと飲み込みました。

まず、高橋の父親の情状証言です。高橋の父親は企業で工業電子部品の営業をしているそうです。彼は「小さい頃から優しく、人に迷惑をかけたことがない」と自分の息子を評しました。そして、「(暴力をふるったり、迷惑をかけたりする)そういう子なら諦めがついた」と言いました。親が子どもに「諦めがつく」というのはどういうことなのでしょう。この親も、まっすぐ自分の子どもと相対する事ができない人間です。

高橋は大学を出て不動産会社に就職したが「仕事がおもしろくない」と1ヶ月で退職、その後学生時代マージャン店で知り合った坂本の映像制作会社で、アシスタントという立場で雑用係をしていました。映像関係の会社は「上下の関係が厳しく」、上の者の命令には逆らえず、「殺人行為」であるとわかっていたのに犯行に加担したのです。そんな世界が本当にあるのでしょうか。
映像関係の仕事に従事される方に伺いたいです。「映像関係の仕事は上意下達であり、経験の浅い物は自分の上の人間の言う事が、たとえ間違っていても従う掟がある」というのは本当でしょうか。それではまるで、昔の軍隊です。 

高橋は、酒井が主人を痴漢行為で社会的に貶める計画を思いついたときから、主人の尾行役でした。痴漢にしたてあげるのは「たいした罪ではない」と考えていたそうです。そして、今回の拉致殺人計画でも、最初から話を聞いていながら、止めるでも、自分は関わりたくないと積極的に言うでもなく、主人を尾行し、「自分が(拉致・殺人の時)手を出さなければいいんだ」と考えていました。結局、彼らの言う「上意下達」により、「上司である」坂本から「お前も手伝え」と言われ、主人に暴行を加え、やがて、布団や布団袋でぐるぐる巻きにし、息もできない状態の主人の横にずっといて、結果的にただ一人主人の臨終に立ち会う事になるのです。(この時、坂本は、高橋に主人を見張らせ、自分は逃げて別の部屋にいました)その間、高橋には苦しむ主人を助ける気持ちはなく、ただただ、自分が捕まらないようにと思っていたそうです。

弁護士に「重い罪になることはわかっているね」と言われた時、高橋祐介は「はい、もう、仕方ありません」と言いました。この時の彼の「もう」が気になります。大学を出た若者が、自分のしたことが、しようとしていることが何を引き起こすのかも考えられず、最後まで「自分はやってない」で通そうとする。結局、大変なことに巻き込まれてしまったと「諦める」。自分の頭では何ひとつ考えられない人間なのです。

次は坂本亮の父親の情状説明と坂本亮に対する質問でした。
私は何度も法廷に行き、何人もの加害者の親に会いましたが、坂本の親だけが、初めて泣き崩れるほど泣き、被害者の家族の方を向いて謝りました。できるだけの償いをしたいと、いち早く賠償金の提示をしているのは坂本亮の家族です。
しかし、当事者である坂本亮は、自分の家族や、巻き込んだ友達には悪いことをした、迷惑を掛けたと涙ぐみますが、被害者の近藤浩に悪かったと考えているとは思えません。「親戚のオジさんを怒らせるのが怖かったから、断れず、殺人に加担した」「自分では手を出さず、指令するだけで、誘い込んだ「友人」に全てやらせ、近藤浩を死に至らしめた」「(すでに近藤浩が動かなくなっていた時でも)引き渡した後で酒井に殺してもらいたいと思っていた」そして、殺人の実行犯となる大罪を犯した後も、「弁償金は親がなんとかしてくれる」「いずれ刑務所を出てきても年老いた親を頼って生きていける」、こんな子どもじみた考えや行動がありますか。まるで親に甘えなくては生きて行けない赤ん坊のようです。

親ならば、自分の息子に対し、被害者に一生どんなことがあっても自分の力で償っていく、きちんと自分の力で払っていくように言うべきではないかと思います。千葉で起きた交通事故の加害者は、刑務所を出所した後、被害者の命日に毎月賠償金を持って謝罪に行っている、という話を聞きました。自分のしたことが、取り返しのつかないことで、どんなに反省しても許されることはないと理解した上で、加害者自身ができるだけの謝罪をするのでなければ、被害者の気持ちは収まりません。

自分で選んでしまった道なのですから、被害者の家族に自分で稼いで賠償し、働いて、働いて、働き詰めていくしかない人生を選択したことを認識して欲しいのです。主人は周囲の人から「あんなに働く人を見た事がない」と言われるような真面目な働き者でした。その人を殺したのです。償って、刑務所で死ぬか、迷惑を掛けたすべての人に償うまで働き続け、謝り続けることしか、歩む道はないのです。つらく、きつく、死んでしまった方が楽でも、謝り続けていかなければならないのが「償い」なのではないかと思います。

次回の裁判予定
7月12日(火)10時から12時まで
東京地裁531法廷
主犯 酒井裕の質問
(情状証言の有無はわからない)

6月22日  

双日マシナリーの方と話し合い

「主人は仕事で裁判を担当していて、訴訟相手の元上司に逆恨みをされ殺されてしまいました。主人の死に対して会社はどう考えているのですか」と主人がいなくなってから、ずっと心に重くのしかかっている事を申し上げました。主人の死から半年以上が経ちますが、今日もまだ答えはいただけません。
「いろいろな絡みがあるので、それをほぐしながら、方向性は考えているけれど、今は言えない」とのこと。

時間が経って事件が明らかになれば、謝ってくれるのでしょうか?会社のために一生懸命尽くした主人の命をどう考えているのでしょうか?

6月21日  

西中野児童館見学

西中野児童館の様子を見学してまいりました。

6月20日  

小学校公開授業

2年生の音楽の授業で「トルコ行進曲」のリズムを勉強していました。
「この歌を作った人を知っていますか?」と先生が言い、後ろに張ってある絵の中から誰かを選ばせました。「ベートベンです」とベートベンの絵を指差しながら大きな声が返ってきました。「はい、そうですね。」と先生が褒めました。すると「生きているの?」と真剣に聞く児童がいました。張ってある紙の古さを考えただけでも、今を生きる子どもたちから遠い存在だと一目でわかるものだったのですが、小学2年生では、まだわからないものなのかしら、と驚きました。

今の子どもたちはいろいろなことを知っているし、大人のような口の利き方をします。でも本当はいろいろな経験不足でわからないことだらけで暮らしているのです。そのことに親もほとんど気づかずに一緒に過ごしているのです。

6月18日  

・児童館運営委員会
・中学公開授業
・中学教養委員会打ち合わせ

今日は上記3箇所で今の子どもたちの話をしました。

<その中での話です。>
◆ある日夕立がありました。空は30分も前から暗くなってきたのに、「急に雨が降ってきてわからなかった」とずぶぬれになって帰ってきた小学生たち。空が暗くなるのにも気づかずに、元気に遊んでいたわけではなく、ほとんどの子どもがゲームをして過ごしていたのです。家の中、クーラーの中では外の気配はわかりません。外にいてもずっと下を向いてゲームをしていたのでは、空模様はわかりません。

◆中学校で、先生が皆に掃除当番表を間違えて伝えてしまい、その日の当番がいなくなってしまい、仕方なく先生1人で全ての掃除をすることになってしまいました。一人で掃除をする先生の姿を見ても、誰1人も「ぼくも手伝います」と言わない中学生たち。

そんな子どもたちの例を話していて、あるお母さんは言いました。「私たちが子どものころは、理屈ではなく、もっと動物的な勘で動いていたような感じがするね」

今の子どもたちがなくしてしまったものは何なのでしょうか?今の子どもたちを大きく支配しているものは何なのでしょうか?そこを考えることが、今の「切れやすい子どもたち」「自分さえよければと思う子どもたち」の増加原因を探る要因になるような気がします。

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