近藤 さえ子 公式ブログ 小枝日記

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11月29日  


議会 一般質問


 以前、主人と一緒に仕事をしていた女性が、熊本からお線香を上げにいらしてくださいました。主人が殺害されたこの事件のそもそもの始まりは、熊本でした。その事務所を閉めるまでニチメン原動機販売で働いていた女性です。当時、酒井は東京でしたが、酒井、主人、彼女とほとんどこの3人で仕事をしていたのです。わざわざいらしてくださって、ありがたくてたまりませんでした。

 彼女は、仏壇の前で泣きながら、主人の正義感あふれる人間性を褒め、一生懸命な働きぶりを話してくださいました。「近藤さんは残業代をつけていなかったから、この会社は残業代がつかないのかと思っていた。その後近藤さんの後に来た人は、残業代を細かくつけていたから、どうして近藤さんは付けなかったのか不思議だった。土日も、毎週のように働いていたのに・・」とおっしゃっていました。当時、土日も主人は仕事に出かけ、私は小さい子どもを抱えてどこへも行けず、つまらない思い、つらい思いをしていたので、その労働状態をよく覚えています。私は、その時主人が残業代をもらっていないことなど、気がつきませんでした。しかし、今思えば、主人は会社のために、会社の売り上げを伸ばすために残業代も申請せずにひたすら働いていたのです。

 儲かっていた会社の商権を持ち逃げして自分だけの利益にした酒井。休みなく働き、会社に莫大な利益をもたらし、それを上司に盗まれてしまい、会社のために商権を取り返し、そのために殺されてしまった主人。商権を取り返すことを命令しておいて、働いた社員が殺されてしまっても「残念でした。」と言い、労災が下りても、病死と同じ扱いしかしない会社と言う組織。この3者の中で、真面目で、誠実で、立場が弱かった主人だけが馬鹿を見る結果となり、これではあまりに主人に失礼なのではないかと改めて思いました。

 彼女と主人が熊本でどんなにがんばって働いていたかを聞かせていただき、悲しさの中にも嬉しい来客でした。

11月28日  



 本会議 一般質問


 児童館運営協議会メンバー懇談会幹事会
年に1度、中野区の児童館25館の代表が一同に集まって懇談会を開きます。今年は地元の児童館が幹事館です。どのような会を持つかの打ち合わせをしました。

 (仮称)地域子ども家庭支援センター等整備の考え方(案)説明会
同じ場所で、各児童館運営協議会代表者等に説明会がありました。
参加した皆さんはいつも児童館で子どもたちと直に接している方々です。これからの子育てや子育ち環境がどうなっていくのか、活発な意見がでました。

11月27日  

 

本会議 一般質問

 
「仲裁」と言う制度を利用して、双日マシナリー(株)との話し合いを始めました。
私は議会があって出席できなかったのですが、父と主人の両親が出席しました。双日マシナリー(株)が会社の業務で命を落とした人間に対してどれだけの誠意を見せてくれるのかが焦点となります。
 

11月26日  

 

 主人が、フィンランドのケト社の商権をめぐる裁判の準備をしている時に、何度もケト社に一緒に行った通訳の方がお線香をあげにいらしてくださいました。

 この夏、私も彼女にケト社に連れて行ってもらい、飛行機の中で主人の死を嘆いて2人で泣いてばかりいました。
 彼女に双日マシナリー(株)の話をすると、今も双日マシナリー(株)がケト社の商売ができているのは、近藤さんが何度もケト社に通い、粘り強い交渉をしたからなのに・・・と会社の誠意のない態度を嘆いていました。通訳をした彼女の言葉は重く、貴重でした。主人の働きぶりを称え、心からその死を悲しんでくれました。

11月25日  

 

 3回忌

 主人の3回忌の法要を行いました。

 主人と親しかった30人を超える人がいらしてくださいました。はるばる九州から参列してくださったご家族を初め、本当に皆さんお忙しい中をありがとうございました。

 法要後の会食の席では、皆さんが主人との関係や思い出話を話してくださいました。涙の中にも微笑ましい良い会になりました。事件当時の刑事さんで、今は現職を離れた方もいらしてくださいました。遺族は、未だに長い長いトンネルの中で苦しみ、出口を求め、あえぎ続けていますが、改めて主人の優しく誠実な人間性を浮き彫りにしてくださった皆さんの話を聞いて、温かい気持ちになりました。

 双日マシナリー(株)の社長もお墓にお参りしてくださり、自宅にお線香を上げにきてくれました。私が法要にお誘いしたこともありますが、忙しい時間をぬって自宅まで来てくれたことは、本当にありがたく思います。感謝の気持ちはありましたが、やはり、主人の話ができるただ一人の責任ある立場の方に対して、私は堪えることができず、いろいろお尋ねしてしまいました。主人は会社の仕事として裁判を担当させられて、その業務の中で殺されてしまったのに、会社では病死と同じ扱いにしてしまっている事へのおかしさを再度申し上げ、社長のこの殺人事件に対しての結果責任を尋ねました。

 私たち遺族はこれからも双日マシナリー(株)の誠意ある対応を求めます。

11月22日  



 毎年、友人とその仲間が開いている「デザイン&イラストレーション展」を見に行っています。今年、友人はクリスマスツリーを作りました。銀座のショーウインドに素敵に飾られていました。
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 夜、区民のコーラスを聴きに行きました。区の公共施設を使い練習を重ねてきたコーラスの団体の方々です。大きなホールで歌う様々な年代の方々は、堂々としていて伸びやかで、大変気持ち良さそうでした。

 この春、区の公共施設運営を区から民間の運営へ「指定管理者制度」によって換えることになり、このグループは、公共施設での練習ができなくなるということになりました。その時、私は原因を調べ、なんとか元の通り練習できるようになりました。そんな経緯もあり、皆さん大変喜んで、今日のコーラスの発表会に呼んでくださいました。区が「官から民へ」と次々移行する時に、事務的な移行手続きに人的な配慮等がないため、外されてしまう人たちが出る場合があります。丁寧な引継ぎをすることによって区民に無駄な心配をかけないことが求められています。

11月19日  

 

沼袋地域合同防災訓練

 中学のPTAとして参加しました。初期消火訓練、耐震車体験、煙の体験、炊き出し訓練等、様々な体験ができました。

 耐震車や煙体験など「こんなにひどいものなのか」と想像を超えた経験ができて、参加する意義はありました。しかし、参加者は、同時期に野方地区で行われた防災訓練に参加していたのと同じ人たちで、半ば強制的に参加させられていた印象があり残念に思います。

 うちの子どもは消火訓練に並んだのですが、うまく消火器を使えないまま、次の人に回されてしまいました。これでは、実際に火災になった時、消火器は使えないのではないでしょうか。主催者は少しでも多くの人に参加してもらいたいと思うのでしょうが、参加者の数を集めることより、参加した人にきめ細かい指導があった方がありがたかったのではと思いました。

11月18日  

 
地元の小学校 音楽会

 大きな声で一生懸命歌っている子どもたちをみていると、かわいくて涙が出そうになります。朝の練習、毎週のように行われる地域の行事、子どもによっては夜遅くまでの塾通いと、忙しい毎日を過ごしながらも、クラスで力を合わせて1つの事をやり遂げました。大きくなった子どもたちに感動し、泣いているお母さんたちもいました。

11月17日  


埼玉県の中学校で「よのなか科」の授業において、「先生」を務めました。

この学校の社会科の平野先生は「よのなか科」の授業をおこなっています。平野先生が初めて授業をした数ヶ月前は、かなり荒れていて、授業が成り立たないようなこともあったそうです。それでも「よのなか科」の授業に、様々なゲストが来て話をしたり、授業をいろいろな大人たちが見守って行く中で、生徒たちは落ち着いて話を聞くようになったそうです。

 中学3年生はこの時期、「公民」の授業で裁判の勉強をしています。弁護士の話も前回の授業で行われました。「被害者の立場も、子どもたちに知って欲しい」との先生の要望で、今回私が授業をさせていただきました。平野先生は、私の報告書「小枝通信No.5」の裏面の「双日(株)殺人事件」を教材にして授業を進めてくださり、生徒たちは驚くほど真剣に私の話を聞いてくれました。授業が終わって、泣いている生徒もいました。

 取材に来ていた方が「このクラスの生徒は決して犯罪の加害者にはならないですね」と言われました。これは私にとって最も嬉しい言葉でした。私は主人を犯罪事件で亡くしてから、「子どもたちを加害者にさせない」ことを大きな目的として、いろいろな育成活動に取り組んできました。子どもたちが、他人の痛みが解る人間に育ってくれることを願って止みません。私は命の大切さをこれからも子どもたちに伝えていきたいと思っています。

 帰る時に校長先生に「いい生徒さんたちですね。」と挨拶をしました。きっと、これまで生徒がうるさくて授業がうまく進まないこともあったのでしょう。校長先生は照れくさそうでした。平野先生の「よのなか科」、いろいろ苦労されているようですが、がんばる先生の姿に、生徒たちは少しずつ応えているように思えました。

11月16日  



社会福祉法人中野区福祉サ-ビス事業団評議会

議案 「平成18年度資金収支予算の補正について」
人件費が3453万円マイナス予算になっていました。これは主に、職員やヘルパーが辞職したことによるものです。特別養護老人ホームの高齢者が安心して日々を過ごすためには、介護する人材の育成が重要な課題です。働く人が次々変わっていくような不安定な環境はできるだけ避けたいものです。

「期の半ばでの職員の入れ替わりに問題はなかったのか」と私は質問しました。これに対し理事者は、結婚退職等をあげていました。女性が多く働く福祉現場には、結婚、出産への対応は避けて通れない問題です。また、男女を問わず、比較的低賃金の割に、厳しい任務であることの問題等、働き手を確保することは困難な課題です。働き手に対する充分な配慮が、利用者の居心地の良さに繋がる福祉現場の最重要課題であることを、再度指摘させていただきました。

 また、「事故・ヒヤリハット報告」を受けました。平成18年度上半期に、所管のホームで事故やヒヤッとしたことが500件を超えたという報告でした。人数的に考えると、半年間で1人2回近くも事故やヒヤッとしたとことがあったというのは多すぎるように思い、質問しました。その内訳は内出血等、高齢者に起こりがちな状態も含まれているとのことでした。細かい事例をオープンにする姿勢は評価するべきことではありますが、まず、職員がきめ細かく利用者に接することのできる環境づくりが求められます。

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