近藤 さえ子 公式ブログ 小枝日記

8月8日  

うちにはいつもたくさんの子どもたちが遊びに来ます。母の友人が来ていたりすると15人近い人間がそれぞれの友人と遊んだり、おしゃべりをしたりしています。

そんな中、小学生の子どもがお友達と電車に乗って大きなプールに行く計画を立てていました。前日の日曜日にそのプールに行った友達が「彼(共通の友人の名前)とも昨日行ったから行こうよ」というのです。聞いていると小学1年生の弟も一緒に行ったようなことを言っているので、「1年生じゃあ誰か大人が付いていかないと入れないでしょう?」と私が聞くと、私に向かって小さな声で「お父さんもいたから大丈夫だった」と言うのです。

普通なら「昨日お父さんとプールに行ったんだ。楽しかったから行かない?」と始まる会話です。その会話の「お父さん」の部分を削って、うちの息子に話をしてくれるのです。お母さんが何気なく注意するように言っているのか、子ども自身がうちの子どもを気遣ってくれるのかはわかりませんが、うちの子の前で自分のお父さんの話をしないようにしてくれているのです。その不自然な会話にやさしさがあふれていて、その子を抱きしめたいくらいいとおしく思いました。ありがとうね。小さな紳士君。

8月5,6,7日  

4〜5年前から、長野県などで、かつての別荘ブームで都会人間が購入した別荘の持ち主が高齢化してきていて、とても別荘生活ができなくなり、空き別荘になっているという情報が私の所に何件か寄せられていました。私の知人でも、昔から私をとてもかわいがってくださっていた女性が、まだ60代でこの春突然亡くなってしまい、彼女の別荘が残されてしまいました。また、前日の裁判にも来てくれた私の友人のお子さんは学校から「田舎暮らし」の体験に山形県に行っているという話を聞きました。

少し前から長野県でNPO活動をやっている知り合いから、「空き別荘」と「都会の人の田舎暮らし体験」の2つが結び付けられないかという提案があり、家族で話しを聞きに行ってきました。

裁判で疲れているところを慣れない運転をして長野県まで行ったので、着いたときにはくたくたでした。しかし、私は前々から、夏休みになると、家族で毎年どこかに遊びにいける子どもと、学校が用意してくれる全員参加の行事以外家族で出かけることなどない子どもとは夏休みの過ごし方にかなり差があると考えていました。忙しい家族一緒に行くことができなくても、出かけた先でNPOの人たちが手伝ってくれれば、小さな単位の母子家庭の人たちや、お父さんやお母さんがお休みを取れない家庭の子どもたちも行くことができるのではないかと思います。

いろいろな説明を聞きました。田舎暮らし体験プランが安い料金でできれば、どこにもいけない子どもたちの暑い夏、家と学校と児童館以外の居場所になればいいと思います。長野県は差別をなくすこと、人権問題、に力を入れている県です。人権センターなども子どもたちの学習の場になっていました。自然の中で平和や人権を考えるイベントも企画されていました。「田舎暮らし体験プラン」いろいろな面で恵まれている子だけでなく、どんな子どもたちにもたくさんの自然の思い出を作ってあげたいと思い、このプランを始めようと思います。

8月3日  

沢田将基、緒方剛、齋藤揚礼 3名の4回目の公判が午前午後とありました。

午前中は沢田将基の弁護士の質問でした。沢田は坂本に頼まれて「この仕事を手伝ってもよかったし、手伝わなくても、別にどちらでもよかった」「パチンコ屋の打ち子を仕事としていてお金には困っていなかった。坂本さんを手伝ってあげようという気持ちから参加した」と言っていました。正業のなかった沢田は、坂本からの携帯メールに「何か仕事はありませんか」と返事をします。そこにこの主人の誘拐という「仕事」が浮かび上がって来ます。沢田は「どちらでも良かったけれど・・」と軽い気持ちで、主人を死に至らしめたのです。

かつてマージャン屋で「面倒を見て」「かわいがっていた」という緒方と齋藤を事件に巻き込んだことには深い後悔の念を示しましたが、結果的に殺してしまった、見知らぬ人間、近藤浩のことには未だに思いが及ばないようです。

沢田は自分もかつて拉致されたことがあると言う体験を語りました。自分でも怖いと思う人間と関係していたようです。「自分の経験から」と何度も彼は言いましたが、決して世の中の「基準」となるものではありません。29歳で正業がなく、何をしても続かなかった人間が、短い刑期で出て来て、まともな生活ができるのでしょうか。
徹底的に1つの仕事を我慢強くやっていくことをきちんと習得するまで刑務所から出してもらっては困ります。反省と償いの気持ちがない限り、また犠牲者は出るでしょう。

休憩を挟み午後は、検事から沢田への質問と沢田の親の情状証言、緒方への弁護士、検事の質問、緒方の親の情状証言がありました。

沢田の親は質問が私たち被害者のことになると大きな声で泣きながら謝っていました。午前中に廊下で会った時も両親とお姉さんの3人で私の所まで来て謝っていました。どの親にも共通しますが、自分の教育方針が間違っていたと、息子の殺人裁判の席で初めて反省するのです。沢田のお母さんは秋田でお茶屋を開いていると言っていました。
私の地域のお茶屋さんはご近所の方がお茶を買いながら、おいしいお茶をそこで頂き、地域で起きた出来事などを話していかれる社交の場所になっています。沢田のお母さんのお茶屋では子どもの話はでないのでしょうか?悲しそうに傍聴席でも泣いているお母さんは、地元に帰ってお客さんとどんな会話をするのでしょう。事件のことなど誰にも知られないで、素知らぬ顔で暮らしているのでしょうか。

緒方剛(たける)は頭脳明晰で埼玉県立浦和高校時代は初め東工大に行ってスクエア(ゲーム会社)に勤めたいと言っていたといいますが、その後、パチンコのプロの道を行こうと大学進学を辞めたそうです。
最初から「危なくないですか?」と仕事の「異様性」を理解しながら、緒方は、この仕事を断れば沢田に迷惑が掛かると思い、引き受けたそうです。
犯人たちは皆が皆、先輩の頼み(聞いていてそれが強い絆であるとは思えないのですが)を断るのが悪くて断れず、事件に加担したと言います。そして、自分の親が法廷に出てきてつらそうに話している時だけ涙を浮かべてうなだれます。
巻き込んでしまった「後輩」には悪い事をしたと後悔しているようですが、他人は死んでもどうでもいいのです。あまりにも身勝手で自己中心的な5人の若者の姿に、こんな人間たちに突然襲われ、殺されてしまった主人の無念さを思い、悲しくて苦しくてたまりません。

今回の3人、沢田、緒方、齋藤は、近藤浩が死ぬ前にその場を離れて帰った、ということで、「致死罪」ですが、検事さんが最後に言った言葉、「近藤さんがどうして死んだか分かっていますか。酒井や坂本が何かしたのではなく、あなたたちのした行為で、亡くなられたのですよ」この言葉は彼らの心に届いたのでしょうか。

この日は午前午後の長い公判にもかかわらず、大勢の方が傍聴に来て下さいました。
「午前だけしか傍聴できないの。ごめんね」と帰っていかれた方、「遅くなってごめんなさいね」と午後から来てくださった方、偶然丁度半々ぐらいの人数の方が午前午後と傍聴してくださいました。小学生の子どもの友人もお母さんと来てくれました。初めて来てくださった高校生のお母さんは「傍聴に誘ってくれてありがとう。すごくためになったわ。本当にああいう若者の中で娘は暮らしているのよね」とおっしゃって、このまま、短い刑で、何も反省していないあんな若者たちを許しては、恐ろしくてたまらない」と言っていました。

傍聴にいらしてくださる方は、初めは、私をかわいそうに思い、何とか力になってあげたいという気持ちが強く傍聴に来てくださるのですが、回を重ねるごとに、この犯罪の内容が、「働かない若者」「我慢できない大人」「自分のことしか興味のない人たち」「考えられない大人たち」「集団なら何をやっても怖くないと考える若者たち」の社会的な問題の姿が良く見えてきたことに気づき始めました。こういう若者たちをどうにかしなければ本当に日本に未来はないことがひしひしと伝わる裁判の場です。傍聴に来てくださっている地域の実力者、民生委員の方、元教員の方、元大学の学長、現大学の教授、利益を追求することを何よりも要求される会社の人たち、そして多くのただいま子育て真っ最中のお母さんたちが、自分の子どもたちがこれから生きていく社会が「ただなんとなく頼まれたから・・」で殺人が起きては困ることに共感し、どうしたらいいのかを考え始めているのです。

世の中を悪くしているのは人権、人権といって悪い人まで守ってしまう弁護士たちだといわれた方がいますが、今日の被告の弁護士さんはきちんと被害者に対しての配慮をしてくれたと思います。裁判が終わったら被告との関係がなくなるのではなく、自分が弁護した被告がきちんと償い続けること、再犯をさせないことを、関わった社会的な地位のある者として見届けていただき、指導していただきたいと思います。それが裁判を傍聴していた子どもたちに、明るい未来を約束することだと思います。

8月2日  


中学校のPTAのパトロール


夜の8時から3人の保護者で1時間ぐらい、公園、ゲームセンター、商店街、コンビ二の付近をパトロールしました。8時という時間が食事や塾の時間なのか、小・中学生の姿はどこにもありませんでした。3人の保護者の会話ですが、「最近ゲームセンターに生徒がたむろするということもないと思う」「皆、ほとんどこの時間は塾に行っているし・・・」「・・・・」それはそれでなんだか怖いと私は思ってしまいます。


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4回目公判のお知らせ

明日、見ず知らずの主人を拉致監禁した2人の20代の若者の情状証言があります。なぜ彼らは見たこともない人間を拉致監禁して死に至らしめる必要があったのでしょうか?

沢田、緒方、斉藤の4回目の公判
 
日時  8月3日(水)
     10時~12時    緒方剛     
     13時半~16時半  沢田将基  

場所 東京地方裁判所(裁判部 5部 531号 法廷)
 
お時間のある方は傍聴をお願いいたします。

7月30日  

常葉サマースクール説明会

中野区在住、在学の小学校5、6年の児童が、6泊7日、福島県の常葉少年自然の家で教科学習、体験学習などをするものです。前半、後半あわせて36名のスタッフが子どもたちの生活を支えてくれます。その内訳は、区の職員、学校の先生、学生など、贅沢な人材と人数です。私の父近藤正二が若い頃は、まだこのようなサマースクールはなく、父が計画をし、子どもたちを集め、講師を呼び、少人数で開催していたのを覚えています。そして父が文教委員の時にこのセミナーが始まりました。毎年抽選で行けない子どもがでるほどの盛況振りです。しかし、今年は抽選もなく募集した子どもは全員行けます。今年度は58名の児童が参加します。

夏の暑い時期をコンクリートに固められた東京で過ごし、光化学スモッグが発生すればプールに入ることもできない子どもたち。子どもたちに大自然の中で身体と頭を存分に動かせる事業を行政が提供できたことはとてもいいことだと思います。説明会で見せていただいたビデオには知っている子どもたちと先生がたくさん写っていました。とても楽しそうでいい笑顔でした。前半で帰る先生との別れのシーンは、とても3日間を過ごしてだけのものとは思えないほど感動的でした。普段冷めている子どもたちにこれからもたくさんの熱い経験をしてもらいたいと思います。 

7月29日  

29、30、31日は地元の小学校で盆踊りです。
中学生の子どもは、隣の町の幼稚園のお祭りのお手伝いボランティアもあり、暑い中、2ヶ所のお祭りを駆け回っていました。いつのまにか、この子どもたちが、町の行事を支える重要な人材になってきていることに驚かされます。

7月27日  

厚生委員会
新しい中野をつくる10ヵ年計画(素案)が出ました。

3月に制定された基本構想の理念と10年後の中野のまちの姿を受け、これを実現するための基本計画の素案です。私たちの暮らしはどうなっていくのか、具体的な計画案が示してあるのかと期待してみましたが、ただ、目標とする姿が示され、それに対する主な取り組みが書かれているだけでした。この計画を、いつまでに、どういう形で、どのくらいの予算を使って取り組むと言う具体的な計画は示されていません。委員会では、財政的な裏づけ、いつ、どのようなやり方でやっていくのか示されていないのでは計画とは言えないのではないか、ただ行政の目標が書いてあるだけで計画にはならないと各委員が発言しました。
私も児童館のことを例に上げ、「いつ?どういう形で?学校に入ると言う具体的な案を示さないまま、区民の皆さんにまた16ヵ所の地域センターで意見交換会をしても、区民は意見の言いようがないのではないか?」「児童館が学校に入ることにむやみに賛成、反対の議論ではなく、どうしたら子どもたちにとって本当にいいのかと言う議論に入らなくては職員と区民の時間があまりに無駄に使われ過ぎる」と言う趣旨を述べました。

他に
平成17年度国民健康保険料の賦課状況
介護保険制度改革について 
など12の所管事項の報告を受けました。

7月26日  

地域子ども教室「土曜教室」見学

 理科の先生が「アイスクリームを楽しく作る方法」「ししゃもの卵を数えよう」など楽しい理科の授業をしてくださいました。この事業は昨年から3ヵ年の予定で始まった文部科学省の委託事業です。地域のさまざまな人材が工夫して子どもたちの居場所づくりをしてくださっています。中野区には17年度21ヶ所の「地域子ども教室」があります。今日見学させていただいた教室は、すでにこの学校を卒業したお子さんのお母さんが、昨年からこの事業を引き継いで、計画、当日の準備、終わってからの事業報告作成をほとんど1人でやってくださっています。夏休みの期間、約10日間子どもたちに楽しい居場所を開放してくれています。こういう善意に支えられて、文部省も、子どもたちも、「居場所」をつくることができているのです。楽しくアイディア一杯の教室ですが、参加する子どもたちが少ないことが気になります。

7月23日  

「映画 日本国憲法」を観る会 参加

ジャン・ユンカーマン監督の「「戦争で植民地をつくり、力で民主主義をおしつける時代はおわりました。これからは国際協力の時代です。私は憲法9条の方向で世界は進んでいくと確信しています。それは遠い理想の世界ではありません。」と言う言葉が印象的でした。


宮の台児童館見学

素敵なステンドグラスと楽しい遊具のある比較的新しい児童館でした。児童館の隣には乳幼児専用のプール「じゃぶじゃぶ池」があり、乳幼児を育てるママたちには何とも使いやすそうな児童館でした。
たまたま、この児童館にいる時、「東京で震度5」の地震ににあいました。職員の素早い対応に子どもたちは怖がることもなく、ホールの中央に静かに集合できました。壁近くは窓ガラスがあるので、ホール中央に集めたのです。頑丈な児童館の建物と、何もない空間であるホール、そして職員の機敏な行動、このような児童館は子どもたちにとって大切だと、防災の面からも考えました。

7月22日  

中野区障害者福祉事業団主催 盆踊り
  

医師会納涼懇親会出席

地元には地方からも「ここしかない」と患者さんが通ってくるような名医の先生がいらっしゃいます。また、ご自分が診療するだけでなく、地域の医療を考えて様々な取り組みをされている先生方もいらっしゃいます。昨年、子どもが主人の作ったラーメンのお鍋にぶつかってやけどをした時も、時間外なのに快く治療をしてくださった先生もいらっしゃいます。たくさんの「命」を守ってきた素晴しい先生たちが私の周りにはたくさんいらっしゃいます。

7月21日  

 7月17日付け「区議会だより」に私の一般質問の野方駅のバリアフリー化をお読みになった区民の方からメールを頂きました。私の知らなかった情報も提案してくださいました。私の質問が、区民と行政が地域の問題について寄り深く一緒に考えることになり、よかったと思います。しかし、本当に野方駅だけバリアフリー化が進まないことが深刻な問題であることを、行政も鉄道会社も利用している住民ほどは認識していないのです。今年になってバリアフリー化が進んだ駅や、以前から整備されている駅の駅周辺の街づくりの様子を視察しました。(写真下)

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7月20日  

主人を殺した主犯である酒井裕の弁護士から、この小枝日記に対し、記事の削除の要望がありました。
7月9日の日記に、酒井の奥さんの実名を載せたことが、プライバシーの侵害になるということです。
お名前を削除いたしました。



 久しぶりにテニスをしました。「いつでも来られる時に来てね」と日程をメールでいつも教えてくれて、どんなに久しぶりに行っても、笑顔で迎えてくれる友人たち、有り難くて、有り難くてたまりません。
 
 また、突然の主人の死でいろいろな手続きを専門家の友人に頼んでいました。彼の仕事の時間を割いてしまうことを申し訳なく思っている気持ちを告げると、彼から「友達が苦しんでいるのを助けるのが友達だろ、今は何も考えないで・・・」とメールが来ました。本当に有り難く感謝いたします。こうして、皆さんの優しさに助けられながら、今なお、主人の死の後始末に追われる日々です。

7月19日  

 主人の会社の方が事務的な手続きのことでいらしてくださいました。皆さん温かい方ばかりです。主人は会社でつらい仕事を担当していましたが、会社の仲間といる時間は楽しく、どんなにつらい仕事でもその責任感の強さと、良い仲間に囲まれていたことで、がんばって仕事を続けてきたのでしょう。
主犯の酒井裕が、会社の商権を持ち逃げした時、たまたま主人がその仕事の担当者であったことから会社の裁判を担当することになったことが悔しくてたまりません。

7月18日  

 私が属している防災対策特別委員会では「国民保護計画策定」もその項目に入っています。

昨年の国の国民保護法施行を受け、次に東京都が計画案を作り、区も国民保護協議会を設置し、来年度には計画を決定するスケジュールになっています。区民の方からぜひ一緒に勉強して欲しいと勉強会のお誘いを受け、参加しました。「国民保護計画は有事に備えるもので、戦争への準備が進んでいる」などいろいろな声がありました。「有事って何?」「北朝鮮がミサイルを撃ってくる力があるの?」など根本的な疑問があります。
 計画の中身はともかく、私は、まず都も、そして区もこれから国民保護計画を作るというスケジュールに「行政の仕事は計画を作る事ばかりである」ことに憤りを感じます。行政が莫大な人件費をかけて作る様々な計画、本当に有事が起きたとしたら、計画は生きるのでしょうか?有事が起きたとき国民を従わせる計画にたくさんの人件費と費用をかけるよりも有事が起きないように、しっかりした外交をしてもらいたいと思うのが国民の願いなのではないのでしょうか?

7月17日  

 主人にお線香を上げに、主人の友人たちがきてくれました。若い彼らが「主人を忘れない」他の人にも「近藤さんを忘れないで欲しい」と言っていたことがわかり、感激で胸が一杯になりました。

 夜 子ども会のスイカ割りと花火大会を開催しました。例年やっているのですが、今年は若いママたちがたくさん手伝ってくれました。子どもたちの割ったスイカの後片付けや、花火を1人1人に渡して火をつけてあげるなど、昨年とはくらべものにならないほど楽でした。子どもたちは夜の校庭で遊べるだけでも大喜びなのに、すいか割りと花火ができて最高の笑顔です。先日秩父に一緒に行ったばかりの子どもたちは、また楽しい行事に「ありがとう」と言ってくれました。
子どもたちの喜ぶ顔が見られて良かったです。

この子ども会は、お孫さんがいらっしゃる年齢の方たちが、自分の子どもの時子ども会と縁を持って以来、ずっと細々と繋いできてくださった会です。片やいつも子どもを預けっぱなしで、それを運営している人の苦労など感じない親たちもいます。もちろん感謝してくださる方もいます。「地域で、皆で、子育て」と言いますが、行政に言われなくても、ご自分たちの時間を少しずつ削って、地域の子どもたちを育て続けてくださる方々にいつも感動させられます。
 以前、地域にもう1つある子ども会の方と話したとき、「遊びの中で、地域の大人に見守られながら育った子どもたちは、ちょっと不良ぽくなることがあっても、人の命も自分の命も粗末にするようなことはないのよね」とおっしゃっていました。自分たちを必死に守ってくれる優しい大人、子どものために無償でがんばっている大人、を見て育った子どもたちは、決して地域の人たちを裏切らないと私も共感しました。

7月16日  

 犯罪被害者のために様々な取り組みをされている方にお会いしました。
このところ、被害者の置かれている立場があまりにもひどいことがようやく知られてきて、被害者のために法律の制度化も検討されています。一緒に話を聞いていた方たちも、国が犯罪被害者の立場に立った視点を少しずつ受け入れ始めてきたことは当然であり、この動きを早く進めて欲しいとおっしゃっていました。

 その後、マスコミの方とお話しました。その中で弁護士さんの話になりました。どこの世界もそうでしょうが、立派な弁護士、ちょっと・・?という方、いろいろです。私自身、主人を殺した犯人が6人もいるので、いろいろなタイプの弁護士さんを間近に見ています。裁判の傍聴に来てくださる方からもいろいろな意見を聞いています。その多くは、殺人を犯した依頼人に対し、殺人は何よりもいけないことであり、許されることではないことを、きちんと教えていただきたいということです。もし、その犯人が再び犯罪を犯した時、犯人を弁護した弁護士さんはどう思うのでしょうか。法的に責任はないと言いますが、加害者の人権を守ったために、また被害者を出したのでは話になりません。私の周りでは最近、どうしたら犯罪のない、苦しむ被害者のない社会になるのか、その議論が活発です。

7月15日  

 友人がグループで開いているデザイン&イラストレーション展を見に行きました。
彼女の作品は毎年「環境」「平和」「命」などのテーマが付けられていて、絵を通じて「良い社会にしていきたい」と言う彼女の思いが伝わってきます。子育て中のお母さんが自分の子どものことだけではなく、「環境」や「平和」や「命」を考え、そのことを絵で表現できるのですからとても素晴らしいことです。残念ながら彼女には会えなかったのですが、電話をしました。「今回はどんなことがあってもあなたに会いたかったのに・・・」と主人の死以降一度も会っていない彼女は残念そうに言ってくれました。けれど私は、素晴しい「命」の絵の前で彼女に会うのは、辛すぎ、今回は会えなくて良かったのかもしれません。彼女に会ったら涙が止まらず、おおぜいの方がいる会場でご迷惑をお掛けしたかもしれません。主人を殺した酒井裕や、金で依頼されて知らない人間に寄ってたかって暴行を加え、「放っておいたら死んじゃった」と言う5人の若者たちには、このような命の大事さを訴える人たちの存在も、大切な人の命を奪われた人間の悲しみも、何一つ理解できないのでしょう。写真をご覧下さい。(写真下)

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 夕方から子どもの保護者会に出席しました。「やる気のない子どもたち」「だらしない子どもたち」についての先生の話にお母さんたちは皆うなずくばかりです。広いグランド、整備されたプール、でも、子どもの姿はありません。
 体育の授業で、1学年でプールに入った女子が3人だけの日があったそうです。「プールのコース数より生徒の数が少ないのよ」と先生は笑っておっしゃっていましたが、笑えない話です。私自身は小〜中学生のときはプールが大好きで、夏と言えば1日中でもプールに入っていたかった子どもでした。そういう子どもたちがたくさんいて、プールの中ではいつもぶつかり合っていました。先生が個別に指導することなど不可能ほど大勢の子どもがプールの時間を楽しんでしました。今ではプールの環境設備はずっと恵まれていますが、いつでも入れると思うと意欲がなくなってしまうのかもしれません。子どもたちに元気と意欲を取り戻させるために、大人たちには何ができるのでしょうか?

7月14日  

お線香を上げに何人もの方がいらしてくださいました。

主人の事件に関わった若い刑事さんもいらしてくださいました。「忙しくてなかなか伺えずにすみませんでした。」とお数珠を持参でいらしてくださいました。事件当時から私たち家族に思いやりを持って接してくださり、強く、やさしい刑事さんです。本当にたくさんの刑事さんにお世話になりました。事件当時の話をしていただき、酒井の傲慢な態度などを聞きました。
 
警察の情報です。最近、この地域ではひったくりが多いとのこと。女性の夜の外出は要注意です。

7月13日  

主人の事件を最後に、警視庁を退官された元刑事部管理官がお線香を上げに来てくださいました。

近藤浩の失踪を「事件だ!」と判断し、「自分の家族だと思って犯人を捕まえろ」と部下を絶えず励まし、必死の思いで犯人を捕まえてくださった方です。それから何度も家にいらしてくださいました。主人を無事な姿で帰せなかったことを私に何度も謝ってくださいました。今日はお盆でお線香を上げに来てくださったのです。強く、やさしい方で、仕事に命をかけていた男の人の生き様は、関わったものを感動させます。

主人は志半ばで殺されてしまいましたが、仕事にかける意気込みはどこかこの方と共通するものでした。正義感と愛情に溢れて、熱心に仕事をする人間が増えれば、日本はもう少しよくなるのでは、と思えます。しかし、残念ながら現実は、JR西日本の事故や、双日㈱の株主総会を見ても明白なように、「自分さえよければ」という企業人のモラルが蔓延し、社会は悪い方向へ向かっているような気がしてなりません。

午後、区役所で調べごと。

夕方、PTA委員・役員研修会全体会に出席しました。中学の教養部6人のうち3人が出席しなくてはならないのです。各学校の各部から何人もの出席を求められていたので、野方の区民センターの大きなホールはPTAのお母さんたちで一杯でした。
==テーマ「参加する・参加できる・参加したくなるPTAとは」==
前PTA 会長をされていた方のお話です。結論は、今こそ、大人が本気になり子供をしっかりと見る時代です。その先頭に立ってください。「がんばれ!みなさん」というお話でした。まず、できる人ができることをしていきましょう。と言うボランティアへの誘いでした。

7月12日  

殺人罪で告訴されている酒井、坂本、高橋の3回目の公判がありました。

今回は、主犯の酒井への質問です。
前回法廷に入れない人が出たため、朝8時40分から傍聴券を配ることになっていました。私が9時少し過ぎに裁判所に着いた時は、もう20人以上の方が並んでいました。遠方からわざわざ来ていただいた方もいます。感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。

酒井は、口では「申し訳ないことをした」と小声でもそもそ言っていましたが、反省の態度は全く示さず、終始言い逃れをしていました。今でも、近藤浩を殺して本当によかった、やっと気が晴れたというような態度でした。
酒井は、何から何まですべて、「ヒトのせい」で、自分は悪くないと言い張りました。

●この殺人事件の引き金になった双日の商権を巡る民事裁判、KETO社の商権争いも、元はと言えばKETO社の社長が酒井とニチメン両方に販売をし、二股をかけていたことが悪い。
●商権を持ち逃げして設立した自分の会社は、たいして儲からなかったが、ニチメンに林業を続ける事はとても無理なので、自分は客のため、日本の林業や環境のために働く事をライフワークにした。
●近藤浩を憎んでいたが、殺すつもりはなく、(坂本らにスーツケースに入れて)連れて来てもらい、話合いをしたかった。
●坂本と高橋は「酒井は(被害者を)殺して山に連れて行くつもりだった」と理解したのは、彼らが勝手にそうとったもので、自分は殺すことなど言っていない。
●自分が近藤浩に恨まれ殺されるのではないかと恐怖心を抱いた。
 

酒井の命令に逆らえず、近藤浩を殺す実行犯となった坂本亮は、証言台の酒井のすぐ脇に座らされていました。酒井が証言で「(坂本たちが勝手に)自分に殺意があると受け取ったようだ」という内容の発言をした時には、本当にびっくりした表情でした。

裁判の最初に自分への罪状認否を認めたにも関わらず、最後まで「殺そうとは思わなかった」と言い張る酒井に対し、坂本の弁護士も、検事も、裁判官も腹を立てていました。 

主人のように、自分の利益ではなく、社会のために熱心に働こうとする人間に、酒井は、これまで出会った事はなかったのでしょう。近藤浩も自分と同じ「自分のことだけ大事にする」「自分さえよければすべてよし」「自分の意志を阻む者はどんな手を使っても排除したい」性格だと思い、もし、自分が近藤の立場だったら、相手(酒井)を激しく憎むに違いない、と考えたようです。近藤浩を「痴漢」に仕立て上げ、社会的に抹殺しようとした件に関して聞かれた酒井は、「ふっつ」と笑いさえこぼし、「(痴漢犯に仕立て上げること)はそんなたいした罪ではない」と言いました。

こんなどうしょうもない男が、社会の中でエリートとして働いていたとは、本当に情けないと思います。会社の仕事、運命の巡り合わせとは言え、そんな「上司」の下で、「上司」の不正に翻弄され、正義を目指した裁判の仕事に奔走したがゆえに、恨まれて殺されてしまった主人の無念は、どうしたら晴らすことができるのでしょう。こんなひどい人間が、議員秘書を使い、官庁を使い、いい加減にずるずる延ばしていた民事裁判を放置してきた双日㈱の責任はどこまでも重くないでしょうか。

さほど恩義があると思えない親戚の「おじさん」酒井のために殺人を犯す道を選んだ坂本亮、大学まで出ながら、あえて坂本と共に殺人罪を背負って生きていくことを選んだ高橋祐介、酒井は始めから「自分は家にいた」というアリバイを作り、この若者たちに「何の接点ももたない」近藤浩を抹殺させ、自分だけ逃げようとしていたことがよくわかりました。坂本、高橋、は主人をその手で殺した殺人犯ですが、彼らとその家族は、このような言い逃れをする酒井に対して、真剣に怒りをぶつけていいような気がします。

酒井には家族などの情状の弁論もありませんでした。これは、普通では珍しいことだそうです。酒井の奥さんも、酒井の実弟も、金で3人の弁護士に丸投げしたまま、裁判にも顔を出さず、これまで通りの生活を送っているのだと考えたら、被害者だけではなく、他の家族は悔しくないでしょうか。

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