近藤 さえ子 公式ブログ 小枝日記

5月6日  

毎日、近藤家にはたくさんの方がお見えになります。子どもたちだったり、大人だったり様々です。主人の殺害事件以来、電話をかけることもできなかったと言う方が、最近になって何人も電話をかけてくださいます。メールもたくさんいただきます。 忙しさにかまけてご返事ができなかったり、電話の途中で急用ができて切らざるを得なかったり、いろいろご迷惑をお掛けしています。

ちょうど2年前、私は選挙を経て、初めて区議会議員になりました。区議に立候補した時でさえ、「そんなに毎日忙しいのに、本当に仕事ができるの?」と何人もの方に心配をいただきました。区議になり、子育て、介護を続けながら、何とか私ができることを果たして行こうと、一生懸命やって参りました。まさか、さらに殺人事件の被害者になろうとは、思いもしませんでした。

この2年で、私の生活はどんなに変わってしまったことか。それでも、皆様に支えられ、グングン育つ子どもたちに支えられ、日々、仕事に生活に精一杯頑張って参る所存です。どうぞ、皆様に対するご無礼をお許しいただき、今後ともよろしくご指導賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

5月11日(水)午前10時から12時 東京地方裁判所(裁判部 5部、531号法廷)で主人を拉致監禁した沢田将基、緒方剛、斉藤揚礼の2回目の公判です。

彼らは主人に暴行を加えて拉致し、ガムテープでぐるぐる巻きにして、わずかに鼻の部分が「塞がれていなかった」ので、「大丈夫だ」と思って、10万円をもらい、そのまま放置して帰ったというのです。こんな小学生でも分かるウソを主張するために税金を使い、刑務所の職員、解剖医、裁判官、検事、あらゆる人を巻き込んでいるのです。犯罪者の自己保身のために多くの人の貴重な時間と税金が使われるのです。犯罪者の保身のために多額の税金が使われている実態をぜひ見に来て下さい。

5月5日  

今日はこどもの日です。
主人が好きだったラーメン屋さんで子どもたちとラーメンを食べました。
「お父さん、ここのラーメン好きだったね。私もこの味が1番好きだよ。」と上の娘が言うと、それまでずっと黙ってラーメンを食べていた下の息子が「お父さん殺されちゃったね。」と一言。

外食はお金がもったいないからと我が家ではあまりしなかったのですが、主人と子どもたちのささやかな贅沢のラーメン。それさえもう一緒に食べることもできないのです。

その後、映画「名探偵コナン 水平線上の陰謀 」を見に行きました。
私がコナンの映画を見に行くと言うと「ママも一緒に見るの?えらいね。」と子どもの映画に付き合うことを褒められました。けれど、今回、おそらく私はこの映画を見て子どもたち以上に感動してしまいました。

名探偵コナンはいつも殺人事件を扱いますが、そこに人間の優しさ、正義、が描かれています。登場人物たちが「悪い事をした人を許さない」「人の命を助けるためには自分の命をかけてもがんばる」精神が涙を誘います。コナンの最後の言葉に感動して涙が出ました。主人を殺した犯人たち、凶悪な殺人事件の犯人たち、この人たちがコナンに登場してくる小学生や高校生のような心を持っていたら、決して人を殺しはしなかったのでしょう。皆さんも「社会の中で生きる最も大切なこと」を考えるためにコナンの最後の言葉をじっくり聴いてみてはいかがですか?今、社会に足りないものは何かが見えてくると思います。

5月3日  

25日に兵庫県尼崎市で起きたJR福知山線の脱線事故は、亡くなった方が107人に上りました。朝「行ってきます」と元気に出かけた家族が、それきり二度と「帰らない人」となったのです。

残された遺族の悲しみが今の私には誰よりも分かります。自分の家族は死ぬはずなどなかったのです。でも突然殺されてしまったのです。何も悪いことをしていないのに。どんなに謝られても死んでしまった人は帰ってこないのです。犠牲になった人が、どんなに無念だったかを理解して、その人を殺してしまったことがどんなに大変な罪であるかを理解て、謝って、謝って、心から謝ってもらわなくては犠牲者の遺族は悲しすぎます。
こんな悲しいことが次々起こるのに、誰も責任をとらないこの国は、これから益々ひどい国へと向かう気がします。

GWは子どもたちのお友達がたくさん家に来ています。毎日10人ぐらいの子どもが集まり大騒ぎです。どの子も大きな声で騒いでいますが、主人のお骨の前では自然と手を合わせてくれます。皆、うちの子どものお父さんが会社の元上司の酒井裕に殺されたことを知っています。大きく壁に張られた主人を殺した犯罪者たちの名前、酒井裕、坂本亮、高橋祐介、沢田将基、緒方剛、斉藤揚礼を指差し、決してこういう大人にはなってはいけないことを伝えています。

5月11日(水)午前10時から12時 東京地方裁判所(裁判部 5部、531号法廷)で主人を拉致監禁した沢田将基、緒方剛、斉藤揚礼の2回目の公判です。

5月2日  

私のウエッブサイトを管理してくださる方がパソコンのことで来ていろいろ教えてくれました。彼との雑談の中で、私が「今の世の中には、勉強はできても、主人を拉致した若者や、今回のJR西日本の脱線事故の運転手のように、いつもとは違う場面での判断のできない若者がたくさんいると思う。」と言ったところ、彼は、「皆、マニアルどおり生きてきて、マニアルにない場面で判断ができないんだよ」と言いました。その通りだと思います。彼も私と同じぐらいのお子さんがいるので、教育の現場をよく知っています。「教育」「学校」が子どもたちに与える影響を知っています。この日記やホームページで、今の社会の「おかしさ」を作り出しているものがなになのかを、皆さんが考えていくきっかけになれば、近藤さえ子のホームページの価値があると話しました。 

4月25日  

基本構想調査・江古田の森整備特別委員会

「新しい中野をつくる10か年計画」作成のスケジュールを聞きました。行政が計画を示し、区民に説明会を開き、パブリックコメントを求める、そして区民の声が反映された「新しい中野をつくる10か年計画」を作る予定です。区民が反対を示しても議会の多数決以外反対の声は行政には届きません。このやり方では説明会も、パブリックコメントも意味がないと思っている方も多いのですが、行政は説明会を行ったことで説明責任を果たしたと考え、自分たちのマニアルどおり進んでいます。

4月23日  

先日、お母様と二人暮らしの息子さんが、我が家にある車椅子を借りていきました。その後、ご自分が手配した車椅子が届いたので今日返しにきました。親の介護をしている男性にいろいろな相談を受けることがあるのですが、自分で働き、食事を作り、親を介護している姿を見ると、私も同じ立場なのですが、なぜか男の人の方が大変だと思ってしまいます。なぜなのでしょうか?女性も外に出て働く時代、子育ても、介護も、家事も男女どちらもが担っていく時代です。我が家に来るヘルパーさんには男性もいます。若い男性のヘルパーさんが食器を洗ったり、洗濯を干したりしていると、時代は確かに変わってきているのだと思います。

子どもの中学の授業参観と保護者会に出席しました。土曜日でスポーツの対抗試合と重なり、ただでさえ少ない人数がより少なく活気のない授業でした。しかし、どの生徒もまだ幼さが残り、少し先生に対してカッコをつけているのですが、さまにならずに、かわいいかぎりです。先生のお話では、女の子は男の子を意識して、少し、大人っぽく振舞っているとおっしゃるのです。家に帰ってから「○○君ってかっこいいね」と何人かの男の子の名前を挙げて娘に聞いてみると、娘は「かっこいいか、悪いかはわからないけど、皆いいやつだよ」と言います。「そういうふうに友達を見るのはとてもいい子ね」と私が言うと、「だって、いやでも、あいつらとこれからやっていくんだから、いいやつらだって思った方がいいじゃない。本当にいいやつらだけど・・・」と言うのです。

小学校時代、娘は友達に言われる言葉のひとつひとつに傷つき、仲間に入れないことで泣いたり、友達関係に傷ついた時期がありました。その経験から、我慢もし、友達をつくることの難しさを経験してきました。そして今、その子どもたちは友達を見つけたのです。娘が今いる自分の場所で楽しく過ごす方法を身に付けられたのは、その時一緒に過ごした「つらさを共有した」子どもたちと、今、子どもの周りにいる「いいやつ」たちのおかげです。自分の居場所を見つけていくことを練習できる学校という場所は、社会に出る前の人間を作っていく練習の場所です。いろいろな友達と出会い、先生と出会い、よい所を認め、自分も変わっていく、そんな練習をいろいろな人に世話になりながら子どもたちは毎日やっているのだと思います。その大切な公教育の場所を良いものにしていくことは大人の責任であると思っています。そんな思いがあり、私は、議会で「公教育の充実」を毎回質問にあげています。

午後は保護者会です。やはり役員決めです。中学のお母さんたちは働いている人がく、区議会議員で多忙だからといってやらないわけにもいきません。出席できないことがあってもそれほど他に迷惑をかけないだろうと思われた委員を引き受けました。区から委託されて保護者が教養講座を開く委員です。忙しい母たちがやるのです。区の説明会などにも出席しなければなりません。

専業主婦が多かった時代、主婦たちにも学びの場を提供する意味合いが多かったこの取り組みも、今やいろいろな公開講座などもあり、インターネットなどでも情報収集が簡単に可能で、講師よりも主婦たちの方が情報通な場合も多々あります。講師を呼ぶからには人集めをしなければ・・・とならないような意味のある取り組みを作っていきたいものです。この事業は、私の所属する厚生委員会、子ども家庭部の所管で、今年度243万円の予算がついています。「家庭における教育のあり方を学習する。幼稚園・小・中学校で実施。PTAの自主活動を援助するとともに、身近な問題の解決についての学習に取り組むため各PTAへ企画・運営を委託」という事業です。財政難の中野区が、243万円の予算を使い、集まる保護者の確保も難しい中での、この事業は意味あるものなのか、このやり方でいいのか、家庭教育につながるのか?私も考えながらいます。皆さんのご意見をお寄せください。

4月22日  

「中野駅周辺・警察大学校等跡地整備特別委員会」傍聴
委員長が欠席されているので、副委員長である同じ会派の武藤さんがたくさんの陳情者のみえているこの委員会の指揮を取っていました。大変だと思います。102件も新たな陳情が出ているのです。私は少しの時間しか出席できなかったのですが、陳情者は「4ヘクタール以上の防災公園を何としても作って欲しい」「緑をたくさん残してほしい」「高層ビルを建ててほしくない」「議会の多数決で押し切ってしまわないで欲しい」「区民にもっと知らせ、区民の意見を聞いて欲しい」という内容を口々に訴えていました。環境は破壊してしまってからでは遅いのです。叫ぶような陳情者たちの声は行政に届くのでしょうか?

区は「中野区基本構想」「自治基本条例」などの中で区民参加を呼びかけているのですが、自治基本条例にも中野区としての新たな住民参加の形や住民投票は盛り込まれていません。結局は議会の多数決ですべてが決まります。議員を選ぶことがどんなに大切なことか、問題を抱えた当事者の区民以外は考えないまま過ぎてしまいます。自分が投票した議員がどんな考え方をして、どんな議案、陳情に賛否を示しているかを、区民がしっかりみていけば、「区民の声」は行政に届くのです。この夏、東京都都議会議員選挙があります。

中野駅周辺まちづくりに関係する調査費は1987年から2002年までに47億円も使われています。2003年はまちづくりの検討に、1500万円、昨年は計画案作成等に3500万円、今年も計画の検討に2030万円が使われる予定です。計画に毎年多額の資金をかけ、活気のある中野駅周辺の整備をしようと考えている行政側と緑あふれる防災公園を作りたいと必死で陳情をする区民、多くの区民が望む結果になるのでしょうか?ほとんどの区民がこのことが問題になっていることも、25年も前から私たちの税金で調査が続けられていることも知らないのです。

夕方、基本構想調査・江古田の森整備特別委員会 正副委員長打ち合わせ

4月21日  

朝、車検に出すため、自動車会社の方が車を取りに来ました。主人が殺されたことを知らず、初めて双日(株)殺人事件を知り、大きなショックを受けられた様子でした。いつも明るく軽いおしゃべりをする彼が、いつもとは全然違います。同じ働き盛りの人が一生懸命仕事をしていたら、ある日突然元上司に殺されてしまったということに、ただただ驚かれた様子でした。

私は主人の死後、主人と同じように会社のために懸命に働く働き盛りの人たちと何人も話をしました。彼らが自信を持って働き続けていくためには、真面目に働くものが報われる世の中にならなければ、誰も、この国、この社会のために働かなくなるでしょう。現在フリーター417万人、ニート85万人です。(内閣府資料より)

午後、厚生委員会
「中野区次世代育成支援行動計画(案)」に寄せられた意見の中で43件中20件が児童館・学童クラブの運営・配置等についてでした。行政は児童館・学童クラブを学校に組み入れていく方向です。しかし、ほとんどの意見は、現状維持を希望し、児童館を学校に入れていくことに反対です。児童館機能を学校に入れることに反対の陳情もでていて、現在も継続審議になっています。行政はこの寄せられた意見に「児童館や学童クラブを現行のまま維持することは困難です」と答えていますが、なぜ、どのように困難なのかを示さなければ反対している人は納得しません。

私はこの件で質問しました。厚生委員会のメンバー皆が中野の子どものことを思い、よくしていこうと思っているのですから、学校に入れることに賛成、反対という議論ではなく、どうして行ったら最も良いのか考え、困難と思うなら、困難な部分をしっかり示した上で、区民と話し合いの場をもってほしいことを述べました。

保育園の指定管理者制度にしても、行政が示した案に納得しない区民が陳情し、騒ぎにはなり、結局は議会の多数決で決まるという、やり方がとられます。どう良くしていくかということより、賛成の人と反対の人がけんか腰になって自分の案を通し切ろうとしては、まったく本末転倒です。成人健診の有料化の時の様に、医師会と話し合いを重ねたように、今度は行政と学校現場と児童館の職員と区民による冷静は検討が何より必要であると思います。

介護保険について区民から得た調査の報告も聞きました。介護予防のためのトレーニングに行きたくても、行ける人は、対象者のたったの3割の人に過ぎませんでした。

「介護予防が大事だからマシーンを使ったトレーニングをやったらいい」「ヘルパーさんにはなるべく手を借りないで自分でできることは自分でやっていこう」などと役人は決めていきますが、介護保険の運用を財政面と本当に高齢者が必要なサービスは何かを分けて議論していかなければ、誰も使わない(使えない)トレーニングマシーンと、本当に必要としている高齢者にヘルパーさんを派遣できない状態が残ることになってしまう気がします。私は、高齢者の現状を理解する事を訴え、新予防給付策定の時には検討してもらいたいことを発言しました。今後も引き続き声を上げていきたいと思います。

4月20日  

ご近所にいらっしゃる、子どものこと、福祉のこと、地域のことと、いろいろな面で活躍されている方から被害者支援の団体のパンフレットをいただきました。この方は先日の裁判にもいらしてくださいました。また、ホームページも見てくださっていました。本当に有難いです。

主人は殺されて戻ってはきませんが、多くの力のある方が裁判を見守ってくださっています。手紙もたくさん届きます。酒井裕、坂本亮、高橋祐介、沢田将基、緒方剛、斉藤揚礼、を許してはいけない、「会社はどうしたのだ」と言うことに皆、共感しています。社会が罪のない人を殺すことを絶対に甘く考えてはいけないのです。いつ誰が被害者になるかわからないのです。まともな社会にするためには、自分勝手な思いで人を殺した人間を社会は絶対に許さない、というメッセージを送り続けなくてはなりません。

4月19日  

事務仕事を2人の友人に手伝ってもらいました。議会が終わってから書類の整理、読んでおかなくてはならない資料や本、パソコンへの入力など、やりたいこと、やらなくてはならないことで毎日追われています。今までの仕事プラス主人の関係の後始末が加わり、目の回るような忙しさです。刑務所にいる犯人たちもその家族も、被害者の家族がどうすることもできない悲しさの中で、突然突きつけられる山のような「お荷物」のことなど微塵も考えたこともないのでしょう。

4月18日  

今日も主人のお焼香に2名の方が来てくださいました。1人は地方から、1人は町内の方です。どちらも初めて来てくださったのですが、また涙です。犯人たちと彼らの家族の裁判での自己保身の態度に驚き、また大手商社である双日(株)が主人に今も謝罪の言葉1つないことに改めて驚き帰っていかれました。

4月17日  

今日も取引先の方が、地方から主人にお焼香にいらしてくださいました。
主人の誠実でやさしかった話をしながらまた涙です。

4月16日  

児童館運営委員会

学校は新年度が始まりましが、運営委員会は5月からが新年度です。会員より一足早く、職員だけは変わりました。3月までいらした前館長からお手紙が来ました。新しく移動した児童館に来る子どもたちは挨拶が上手にできる、などと書かれていました。前館長と友達のように生意気に「ため口」をきいていた、この児童館に集まる子どもたちの態度をよく知っている委員の皆は大爆笑でした。新しい出会いに大人も子どもも緊張している前館長の移動先の館の子どもたちのかわいさ、誰が来ても緊張もあまりない、この館の子どもたちのかわいさ、この2つの違ったかわいさが目に浮かび、皆で子どもたちに係わる楽しさを共有しました。

運営委員会では、「何とか子どもたちがいきいきと楽しく」と職員と地域の人たちが毎月、熱く語り合っています。私は児童館に子どものことを真剣に考えてくれる大人が集まってくることがとてもうれしいです。 

午後、愛育会の50周年記念式典に出席しました。
愛育会の50年は、障害を持ったお子さんを持つ保護者が、障害児の福祉施策にひたむきに取り組んできた愛情の歴史です。いろいろな困難を乗り越え特殊学校をつくったり、福祉作業所を開設したり、長い忍耐の歴史です。「自分の子どもだけではなく、中野の障害児の全体の幸せを願う」との精神で中野の福祉に取り組んで来られた愛育会の皆様に人間の強さと優しさを感じて、熱くこみ上げる思いでした。国も区も、自己責任を強調する昨今、自己責任では生きていけない人たちをどれだけ守っていけるかは行政の大きな課題です。

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4月15日  

亡くなった主人の勤めていた双日マシナリー㈱の親しかった方にお会いしました。一緒に食事をしながら泣いてしまいました。悲しさ、感じること、が一緒であることが何よりも私にとって感激でした。主人は素敵な方とたくさん出会いました。優しい方と一緒に仕事をしていたのです。その中でたった一人の「おかしな上司」と出会ったことで、主人は殺されてしまったのです。でも、なぜ主人は、元上司の裁判を1人で抱え、逆恨みされなければならなかったのでしょう?なぜ会社は主人を見殺しにしてしまったのでしょう。会社の社員に対する責任とは何かを、私は毎日考えています。

4月14日(2)  

双日の商権を巡る裁判の仕事にひたむきに取り組み、裁判相手の元上司に逆恨みされ殺されてしまった主人の逮捕監禁殺人死体遺棄事件では、本当に大勢の 警察の方が必死に動いてくださいました。その捜査を担当してくださった警視庁の警視の記事が東京新聞の夕刊に載りました。(以下記事参照 2005年4月13日夕刊 「心のファイル」)昨年末、我が家を尋ねて来られた笹川警視は主人の慰霊の前で「ご主人を無事にお帰しすることができず、申し訳ありません」と涙を流されました。主人を助けようと必死で動いてくださった警察の方が、また、私の家の周囲の方が「助けることができなかった」と涙で申し訳ないと言ってくださいます。温 かい心遣いに感動いたします。悪い事をしたのは6人の殺人鬼です。その誰からも、誠意ある謝罪は受け取れませんでした。刑事裁判は始まったばかりです。

来る日も来る日も、朝から晩まで、いくつものグループに分かれて地道に周囲の聞き込みを繰り返し、主人が監禁された家を見張り、我が家に在中し悲嘆に暮 れる家族を助けようと親身になってくださった警察の方々、みなさんの地道な捜査がなければ、主人は今も行方不明のままだったろうと思います。本当に感謝 してもしきれない思いでいっぱいです。こつこつと真面目に働く主人のような人間が殺され、他人のために地道にひたむきに働く警察の方々の仕事が報われないのでは、この日本はどうなってしまう のか、主人を亡くして以来、私はずっと考え続けています。

添付記事  拡大画面

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# by kondou-saeko | 2005-04-14 23:25 | Comments(0)

4月14日(1)  

下の子どもの学校の保護者会です。クラス替えをしてから初めての保護者会なので、クラスの役員を決めました。私の子どものクラスは割合すんなりと役員が決まりました。

私も「誰も希望者がいなければ何かやらなくては」と考えていたのですが、「近藤さんは大変だから。」と言って、仕事をしている私、主人を殺されてしまった私を気遣ってくれました。皆さんも何回も役員をやっていて大変なのに、有難いです。毎回やってくださるメンバーは決まった顔ぶれです。だからと言って働いているお母さんは昼間の時間、学校に来ることはできません。でも外で働いていないお母さんに負担がかかりすぎるのも良くはありません。
隣のクラスでは1つの委員が決まらず、気まずいムードになってしまったそうです。保護者同士が気まずくなってしまっては何のためのPTA活動なのか?と思います。これはPTA委員決定の度に感じる思いです。

中野区は基本構想を策定し、今まで行政がやってきたことを区民に担わせていく方針です。子どもを育てている保護者も重要な行政の担い手です。PTAの役員選定ひとつ見ても、行政としてやっていた活動を区民の自己責任でやっていくことの難しさをつくづく感じます。

私は厚生委員会や、地域の団体の役員の方とこのことを話すときに「地域活動の中でも必要なものとそうでもないものの整理をしていかないと全て担い手が見つからず、子どもたちにとって本当に必要な活動ができなくなってしまっては、本末転倒だと思う」と何度も発言をしています。保護者がPTA 活動、地域活動で忙しすぎて、子どもたちを置き去りにしてしまうのであれば、どんな良い取り組みを考えても意味はありません。

4月12日  

中野区弥生町に新しくオープンするグループホームの内覧会にいきました。このグループホームは以下の条件の方が利用できます。
1. 要介護1~3程度の状態で認知症と診断されている方
2. 概ね身辺の自立ができ、共同生活を送ることが可能な方
3. 常時医療を必要としない方
1カ月の費用は介護サービス費用の1割負担も含め、約18万円かかります。

グループホームは家庭的な雰囲気の中で、仲間作りや生きがい作りができ、自分でできることは自分ですることができる環境にあることが特徴です。認知症の方を家庭で抱えてご苦労をされていたご家族、認知症であると診断されているのに、1人で不安に過ごさなければならなかった方にとっては待ち望んだ施設です。
しかし、1人の高齢者に月に20万円近い金額はハイハイと出せる金額ではありません。お母様がグループホームを利用されている方で、「日本の老後は金次第」と言っていた方がいらっしゃいました。悲しいことですが否定できない面も多々あります。 


夕方 犯罪の被害でご主人をなくされた方とお会いしました。主人が殺された「双日(株)殺人事件」を知って、声をかけてくださったのです。
「犯罪被害者は一生立ち上がれないほどのつらさを受けながら、どこからも援助もないまま生きていかなければならない」と彼女は話していました。加害者に付ける国選弁護士の報酬だけでも数年前でも50億円以上の税金が使われています。加害者の食費、医療代、衣服費までも、国民の税金です。一方の被害者の家族はどんなにつらくても自分で食べていかなければなりません。
何も悪くないのに殺されてしまった人の家族は守られず、殺人を犯した者は税金で守られるのです。そして自分は悪いことをしたと本当に反省もしないまま、短い刑期で刑務所から出てくるのです。日本はいつからこんなに人の命の重さを軽く考える国になったのでしょうか?矛盾を感じます。

最近、ようやく犯罪被害者のための保護法も制定されましたが、前回3月2日の夫近藤浩を拉致監禁し、死に至らしめた沢田・緒方・齋藤3人の若者の初公判を傍聴してくれた方が次のように話していました。「加害者がどんなにひどい人間でもその人権を守り、それよって報酬を得る弁護士が、その犯罪者を守り、罪を軽くしてしまうことが、社会にとって本当にいいことなのかを考えていかなければ犯罪はなくならない。」私も同感です。

犯罪者を守った場合、再犯の責任は誰が取ってくれるのでしょう。主人を殺した若者たちは皆、命の重さを少しも感じていないように見えました。加害者に申し訳ないと心から思ってはいないのです。自分が助かりたい、自分の家族だけが守られればいいのです。

今回の裁判で、裁判の判決が「人の命の重さを軽く考える」ものであったら、私は、それで本当にいいのかを問いかける行動を起こそうと思います。世の中の犯罪の再犯を起こすことを止めることができるのは被害者の遺族と関係者しかないのかもしれません。弁護士も裁判官もその裁判が終わってしまえば、その殺人者に対して何の責任もないのです。人を殺しても自分が助かることばかり考えている犯人たちとその家族に対し、社会が目をはなさないようにしなければ、また、軽い気持ちで、集団で拉致し「死ぬとは思わなかった」といって人を殺してしまうのです。ぜひ皆さん裁判を見守ってください。

4月7日  

今日は中学の入学式です。つい2週間前、小学校の卒業式で会った子どもたちが、妙にお兄さん、お姉さんらしく見えました。これは、単に新しい制服を着たからというだけではなく、中学生になった自覚が顔に出てしっかり見えたのでしょう。たくましく、かわいく、素敵な生徒たちです。この子たちを、幸せに向かって導くは大人の責任です。私にもたくさんのやることがあるのだと思い、来賓席にいることの責任を強く感じました。

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上北沢の桜並木

4月6日  

地元の小学校の入学式に参加させていただきました。かわいい子どもたち、幸せいっぱいの保護者席、見ていると思わず微笑みがこぼれます。

さて、その入学式で、校長先生から子どもたちにプレゼントされた物は、教科書と黄色い帽子と「防犯ブザー」です。数年前、うちの子どもの入学の時には、防犯ブザーはありませんでした。入学式に防犯ブザーの贈り物というのは、なんとなく複雑な気持ちです。
この子どもたちが大きくなるころ、日本はどうなっているのでしょう?
# by kondou-saeko | 2005-04-06 23:10 | Comments(0)

4月4日  

今日、私の主人と犯人酒井、双方に仕事で関わったことがあるという方が九州から訪ねて来てくださいました。そして、酒井がニチメン原動機販売の時分から、おかしなことをやっていて、主人がつらそうだったことを話してくださいました。
この話を聞いて、改めて、会社の危機管理体制について考えさせられました。

殺人者酒井は、ニチメン原動機時代から内部で不正を働いた後、退職金を満額貰い退社しました。その後、今回の「双日商権裁判」の元となった、ケト社製品の商権横取りをして大もうけしたのです。もともと「おかしなことをする」「危険な」人間の相手を、仕事内容と相手のことをよく知っているからという理由で、近藤浩ただ一人に任せ、酒井の勝手で裁判がずるずる長引いていたにもかかわらず、何も手を打とうとしなかった双日㈱の責任、管理体制に責められるところはないと言うのでしょうか。

会社の元上司に会社の仕事を理由に殺されてしまった主人に対し、これまで会社からの謝罪は一切無く、労災さえまだ認定されていません。「仕事帰宅途中の災害」で、「危険な業務についていた」とさえ考えられるのに。

会社のために寝る間も惜しんでひたすら働き、会社の出費を極力節約することに務め、会社の利益に貢献してきた主人のようなサラリーマンが、会社を騙して儲けるような「悪い元社員」に殺されて、何の報いもない体制では、大手商社といえ、誰が双日㈱に進んで入社したいと思うでしょうか。

被害者の家族は、かけがえのない人を失い、悲しみにくれながら、後処理に忙しすぎて、つい見失いそうになりますが、会社の責任をわざわざ言いに来てくださる方を前にして、双日㈱の社会的な責任を問題に取り組まなくてはならないと思いました。


裁判日程。
4月26日(火)斉藤揚礼、沢田将基、緒方剛3名の   第2回公判
↑5月11日10時に変更になりました。 
5月24日(火)主犯 酒井裕 初公判

どちらも10時から12時 東京地方裁判所(裁判部 5部、531号法廷)
# by kondou-saeko | 2005-04-04 22:12 | Comments(0)

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