区民委員会視察
大垣市「家庭ごみの有料化」超過量方式
区民委員会で岐阜県大垣市へ視察に行きました。
職員と視察先を考えていた時に、中野区で「家庭ごみの有料化」が審議会で議論されていましたので、今後有料化が避けられないのであれば、少しでも区民に負担の少ない方法を考えなくてはならないと思い、「家庭ごみの有料化超過量方式」を取り入れている現場を視察したいと提案しました。
大垣市は人口16万人、面積206k㎡ 世帯数5万6000 です。(平成17年国勢調査)
ごみ減量化施策として「もえるごみ収集シール制」をとっています。家族構成別に1人世帯80枚、2~3人90枚、4~5人120枚、6~7人130枚、8人以上140枚のシール(いずれも1年分)が自治会を通じて配られます。自治会未加入世帯は市から配布を受けます。この枚数以上もえるゴミを出す場合は有料となります。市内のスーパー・コンビ二などで、1枚150円で販売しています。余ったシールは、返還すれば1枚に付き10円が自治会に回収報奨金として入る仕組みになっています。この取組みや、コンポストに助成金を付ける等の取組みにより、大垣市では人口は増えても、ゴミの量は横ばい状況を保っています。
人口数、農村部のある無い等、中野区とは一概に比較できませんが、いかに住民の負担を軽くして、ゴミの減量化を計る取組みをするか、大変参考になりました。
