岐阜市 アダプト・プログラム「ぎふまち育て隊」
岐阜市 人口42万人、面積202k㎡、世帯数16万(平成20年4月、岐阜市議会資料)
今日は岐阜市役所で「アダプト・プラグラム」(Adopt Program) の事業の説明を聞きました。
アダプト・プログラムは、1985年、ハイウェイに散乱するごみが深刻化していたアメリカのテキサス州で生まれたそうです。アダプト(Adopt) とは「養子縁組をする」と言う意味だそうです。住民たちが「公共空間」を養子のように愛情をもって面倒をみると言う取組みです。
市役所で説明を聞いたあと、梅林公園で「梅林公園を守る会」の活動を視察しました。
自分たちで公園の柵を作ったり、清掃をしたり、イベントをしたりして、公園を守る作業が、楽しく、住民の生きがいになっている様子でした。
ここでは住民が、自分たちのやりたいことを、自分たちで決めてやっています。何でも町会、自治会、PTAに上から仕事を割り振って住民がなんとかこなしていく中野区の姿勢とは全く異なっていました。
この視察も、これからの市民自治のあり方を考える上で大変参考になりました。
随行していただいた職員に、市の幹部職員の職歴を伺ったところ、市長は元三井物産(株)の社員、副市長の一人は元行政マン、もう一人は国土交通省からの職員でした。
中野区は区長、副区長の計3名が行政マンで、もう一人の副区長が国土交通省から来た職員です。中野区のトップにも民間出身者が1人でもいると違うだろうと考え、やはり副区長3人は多すぎると改めて思いました。

