「まちづくり条例」勉強会
昨年、自宅前に8階立てのマンションが建つことを、ある日突然知らされた住民の方から相談を受けました。家にはほとんど陽が当たらなくなってしまうこと、経営している隣接するアパートからは環境が悪くなることで退去者が出てしまい死活問題であること、を訴えていらっしゃいます。いろいろ調べてみると、マンション闘争のほとんどが、建設が決まってからでは遅すぎるという結論でした。後は、民間業者との話し合いで、どのくらい歩み寄れるかと言うことになってしまいます。
私の家の周辺でも、広い土地を持っていた高齢者が亡くなり、その後地に、地域住民の意向に沿わない建物が突然建築されることが最近特に目につきます。
他の自治体にある「まちづくり条例」を作り、自分たちの街を、自分たちが住みたい形で守っていくことが大事であると考え、まずは専門家をお呼びして勉強会を行いました。
6人の議員が参加しました。専門家に講師を頼みますと、それなりの講師料(今回は3万円ですが、次回は10万円単位になるそうです)がかかりますが、議員には「政務調査費」が支給されるので、この勉強会の講師料はその研究費で賄いました。専門の講師の元で、具体的な事例を考えながら勉強が出来ることは大変ありがたいと考えます。