大腿骨骨折して入院中だった父が退院してきました。
父の入院中は、入院中の衣類やタオルの洗濯、お見舞いに来てくださる方への対応、病院との事務連絡、保険手続き、介護保険申請などの業務があり、ちょうど本会議と重なったこともあり、病院生活を支えることも結構大変でした。それでも病院に任せておくことができましたが、退院後は、毎日、高齢の両親が無事に過ごせるか気が気ではありません。
自宅で、高齢者を見ていくことは家族にとっては大変なことです。
知り合いの家では、父と同じ頃に骨折された親御さんが、家に帰る事は出来なくなってしまったそうです。
多くの高齢者は骨折をしても、きちんとリハビリを受ければ、再び歩けるようになります。しかし、自宅からリハビリが出来る病院に送り迎えしたり、必要な時間に介護保険やその他のヘルパーさんを手配したり、高齢者の生活を支える環境を作ることは難しいことです。介護保険制度があっても、介護保険対象に認定されるまで1ヶ月近くかかる現状では、病院から帰宅した、一番人手が欲しい時に、その準備ができない可能性が大きく、家族の負担はあまりに大きいのが実情です。