学校公開日
息子の通う中学の学校公開日でした。
以前より生徒たちの授業を受ける態度は落ち着いていました。「3年生になると落ち着く」と先生は言い続けてきましたが、学級経営補助員の先生の配置の効果も大きかったと思います。
廊下で、突然同級生に殴られたり、大声でどなられたり、授業の邪魔をされていた生徒も、すぐに間に入って止めてくれる学級経営補助員の先生がいるので、のびのびした顔をして授業を受けていました。中野区では、先生を補助的につけることは「予算がない」との理由でなかなかできません。しかし、実際にこのクラスのように、補助の先生1人が増えたことで落ち着いた授業が受けられるのです。最優先で取組む課題だと私は思います。今、中野区では、「教育」のために、校庭の芝生化、グーリーンカーテンなどハード面の充実に力を入れていますが、人的補充により得られる成果のほうが、子どもの成長にとって明らかに大事だと思われます。
1年、2年生の授業では、ガムを食べて、だらだら授業を受ける生徒もいました。真面目に授業を受けたい生徒の邪魔になる行為を、止めさせられる学校になるまでは、もう少し時間がかかりそうです。