文教委員会傍聴
第25号陳情 離婚後の親子の面会交流の法制化と養育費支払い強化を求める意見書の提出について
上記陳情について、早稲田大学法学部の棚村政行氏を講師にお呼びし、学習会がありました。
両親が離婚し、子どもの親権がどちらかに決まると、親権を持てなかった片方の親の方は、子どもに会うことができず、わが子に会えない親たちが法の強制化を求めているという切実な内容の話でした。
海外では、両親に親権があり、片方の親に会わせないことは誘拐罪で訴えられる例もあるというのですが、日本では、離婚後、裁判で、面会交流を約束しても、その判決が守られない場合、どうする事もできないのが現状だそうです。
法が甘く、その法さえ、守られなくても仕方ないと言う日本で、自分の子どもに会えない親がたくさんいることを知りました。
学習会の後、陳情者の方と、離婚後お子さんに会うことができなくなってしまったお父さんがみえて、その悲しい状況を話してくださいました。日本は離婚をすると子どもは母親が引き取るとする家族観が強く、我慢を強いられてきたお父さんたちですが、国際状況と照らし合せて「日本はおかしい」と大きく声を上げ始めました。
和光市長を囲む会
夜、埼玉県和光市の新市長になった松本武洋氏のお祝いの会に行きました。他の自治体の議員が中心となったお祝い会です。
革新系の少数野党から市長になった苦労などを聞かせていただきました。都議会議員選挙での民主党の圧倒的勝利、地方都市での自公両党が応戦をしない候補の首長の誕生などにより、世の中が少しずつ変わりつつある感じが伝わってきます。参加した議員の何人かは、「次は俺が市長に」とやる気を見せていました。