区民委員会 「新しい中野をつくる10か年計画(第2次)素案」
「新しい中野をつくる10か年計画(第2次)素案」が出ました。来年以降10年間の中野区の計画が書かれている資料です。
今後の中野区の重点プロジェクトが3つあり、その1番目に、「なかの里・まち連携事業」が書かれていました。
近年、中野区は、常陸太田市、館山市などの自治体と交流事業を始め、交流のある自治体の産物を売ったり、アンテナショップを設けたりしています。今後、中野区のそれぞれの商店街に3軒くらいの割合で交流都市の産物を置いた商店を作るというのです。地方の産物を置く事が、中野区の商店街を活性化することに繋がるのでしょうか。なぜ、それが中野区の今後10年間の計画の重点事業なのでしょうか。とても納得がいかず、私は、「そのような事業が重大プロジェクトであることはおかしくはないか」と言う主旨の質問をしました。
里の農作物を売る以外にも、区民の観光や、子どもたちの農業体験なども計画しているそうですが、現在でも移動教室などで農業体験をしていることを考えると、それほどの需要がある事業にはとても思えません。
しかし職員は真面目な顔で「しっかりと、なかの里・まち連携事業に取り組む決意です」との答えです。
これ以外にも、実にお粗末な内容が多い「新しい中野をつくる10か年計画(第2次)素案」です。
区民委員会では、この「新しい中野をつくる10か年計画(第2次)素案」に対する質疑を、もう1日、時間を取って行われることにしています。区民の皆さんの意見を伺うために意見交換会も予定されています。日程は以下ですので、ぜひ御参加いただき、「重点プロジェクト」の内容を皆様でご確認いただき、意見を挙げていただきたいと思います。
意見交換会日程
9月4日(金)東部地域センター
7日(月)南中野地域センター
9日(水)野方地域センター
10日(木)江古田地域センター
11日(金)鷺宮地域センター
18日(金)区役所
いずれも午後7時~午後9時までです。
「小枝通信NO.12」が出来ました。
「小枝通信NO.12」の印刷が上がり、手元に届きました。
明日から、発送作業が始まります。