午後、ご近所の方がお焼香にいらしてくださいました。主人の写真を見て「何で写真、こんなに笑っているのよ。悲しくなっちゃうね」と言って悲しんでくださいました。
下の子どもを、クラスの友だちのお母さんが映画に連れて行ってくれました。父親がいなくなってしまってから、皆がうちの子どもの事を気にしてくれていろいろな所に連れて行ってくれます。多くの方が私たち親子を見守ってくれています。本当に有難いです。いつも感謝の気持ちでいっぱいです。
主人を殺した犯人たちは裁判で「やることはやったが、自分は悪くない」と受け取れる内容を主張していました。犯人の家族は家を引っ越し、自分たちを守ることしか考えていません。傷ついた被害者のことを考えてくれるのは、誰も傷つけていない優しい人たちばかりです。犯人もその家族も私たち家族のこの辛い気持ちなど全くわからずに普通に暮らしているのです。被害者ばかりがつらいこの今の日本の状況では決して犯罪はなくならないのでしょう。