中野区が「10か年計画の重大プロジェクト」として位置づけている事業です。オープニングイベントに参加しました。主催は南台商店街振興組合、中野区。後援は中野区商店街連合会、中野区町会連合会、中野サンプラザです。参加した自治体は千葉県館山市、茨城県常陸太田市、山梨県甲府市です。
商店街の中心で、地元の子どもによる太鼓の演奏、区長、議長の挨拶など、セレモニーが行われました。甲府市のワイン、館山市の海産物、常陸太田市のそば、などが販売され、地元の商店は、販売商品を沿道に出して売っていました。
南台の商店街は空き店舗を区民のお休み処として解放しています。里・まち連携自治体の特産物も空き店舗を使って販売し、商店街を活性化する試みです。空き店舗を有効活用しようと、中野区が「里・まち事業」に力を入れたいと思う気持ちは多少理解できました。しかし、イベントの日だけが集客率が多いのでは、本来の商店街の活性化とはいえません。この事業は、このイベントの後、他の自治体の商品だけではなく、地元の商店の繁盛することに繋げることが課題になってくると思います。
(区は、今回のこの事業に企画・打ち合わせなど職員の人件費以外に、ポスター・チラシ代金、ジャズ演奏の謝礼代金、テントレンタル・設置代金など全部で46万4千円を出資しています。)