父親の緊急入院
昼過ぎ、私が家で報告書発送作業をしていたところ、居間から母の叫ぶ大きな声が聞こえました。駆けつけると、母の座る椅子の隣に、父が倒れていました。口からダラダラと何かを吐き出し、冷蔵庫を背に寄りかかり、ぐったりしていました。
すぐに救急車を呼びましたが、待つ時間のなんと長く感じられたことでしょう。意識はなく、苦しそうで、顔色がどんどん悪くなります。「もうだめだ」と思った時、救急隊2人が到着しました。その後、駆けつけてくれた人を合わせて6人の救急隊が、応急処置をとり、私も一緒に救急車に乗り、救急救命の病院に向かいました。幸いな事に、父は救急車の中で息を吹き返しました。
救急病棟に運び込まれ、酸素マスクをしながら、しばらくすると口もきけるようになりました。原因不明のまま、入院する事になりました。