第10回全国犯罪被害者の会 創立10周年記念大会・シンポジウム
「『あすの会』10年の歩みと今後の課題」と題して、創立10周年記念大会・シンポジウムが日比谷の三井ビルで行われました。
会の内容は、
「あすの会」関西集会有志による犯罪被害者問題を扱った「糸あやつり人形劇」
法務副大臣 加藤公一氏祝辞
東京都知事 石原慎太郎氏祝辞
「『あすの会』10年の歩み」の記録上映
常磐大学理事長 諸澤英道氏講演「『あすの会』が世界に与えた影響」
「あすの会」代表幹事岡村勲氏の「動き出した被害者参加と損害賠償命令」の講演
など、充実した内容でした。来賓の方々からは、「あすの会」の10年間の活動が、多くの被害者支援策に結びついたことを大きく評価していただきました。私も微力ながら、国会要請活動、犯人逮捕の懸賞金ビラ配り等、様々な活動をしてきましたので、皆さんと頑張って来た活動を振り返り、大変感慨深いものがありました。
会場に集まった、被害者、支援者、報道関係者など、約300人の人たちが6時間もの長い時間、熱い思いでそれぞれの講演に耳を傾けていました。
現在「あすの会」は時効廃止に向けての活動、経済的被害回復に向けての制度作りなど、次の活動に歩み始めています。加藤公一法務副大臣からも「今国会で公訴時効を見直す刑事訴訟法改正案の成立を目指したい」と言う手ごたえのあるお言葉を頂きました。控え室で、私は加藤公一法務副大臣に中野区の犯罪被害者支援窓口設置の話などもお伝えし、さらなる国の関心と支援をお願いしました。
10日ほど前に、私は、この大きなイベントの司会を依頼され、朝9時から打ち合わせに入り、記念大会、シンポジウムと5時半までの司会を幹事の方と2人で務めました。
これまでも結婚式や、区民の会合の司会などは、何度も務めたことがありますが、国務大臣や都知事、大学長、教授、弁護士など、多くの方々をお迎えしての司会は初めてでしたので大変緊張しました。会は、皆さんの熱意に支えられ、大盛況に終わりました。
中央、講演する石原都知事
壇上、左前、加藤公一 法務副大臣