北原小学校PTA・緑野中学校PTA・北原児童館 共催事業
携帯電話講座
フリージャーナリスト 渋井哲也氏 「持たせる前に、持つ前に」
携帯電話による迷惑メール、出会い系サイト、プログやチャットなどの子どもに係わる話を伺いました。子どもたちの間では、4人に1人が、学校の友人以外にメールをする友達がいるそうです。
携帯電話の学校への持込を禁止にする、検討している自治体などもありましたが、子どもたちは夜の時間を使ってメールやインターネットをするので、学校への携帯電話の持ち込み禁止にすることは、携帯電話が抱える問題とはピントが外れているということでした。携帯電話も、パソコンも、「手段」として子どもたちが使いこなすのであれば問題はないのですが、「暇」「孤独」「不安」を解消するための道具として携帯電話使うとなると、恐ろしいことになってしまいます。
渋井氏は最後に以下のようにまとめていました。「親はあまり考えずに子どもに携帯電話を持たせていますが、携帯電話は、自転車と同じです。補助輪をつけて乗るところから、親が後ろを支えてあげて、1人で遠くに行く力が付くまでは、寄り添い、指導をしてあげる事が大事です。突然、携帯電話を持ち、そのままインターネットを使った未知の世界に入ってしまうのは危険であると言う事です。」
子どもが携帯電話を持っている人、自分が不当な料金請求をされたりした経験を持つ人などは、真剣にこの話を聞いていました。不当な請求が来た時、トラブルが起きた時は、消費者センターへ連絡すること、また、東京都の教育委員会にも相談窓口があるそうです。
子ども会新年会
同じ地域センターの中の調理室で子ども会の新年会を行いました。
ちらし寿司とクッキーを作って食べました。北原小のPTA会長、そして私と息子は、上記携帯電話の講座に出席してからの参加で遅れてしまいましたが、皆、やさしく迎えてくれました。
最近、引っ越してきて、友達がいないと言う親子2組も新たに加わり、楽しい一時を過ごすことができました。70代から幼稚園児までの、さまざま人たちが、この地域に新しく来た親子を迎えて、皆で昼食を囲めるということはとてもいい事だと思います。若いママが子育て中に、孤独感を感じないで過ごせる地域をこれからも作っていきたいと思っています。