中野区勤労者サービスセンター評議員会
第4号議案 平成22年度 事業計画、収支予算(案)について
第5号議案 中野区勤労者サービスセンター役員の選任について
を審査しました。
「中野区勤労者サービスセンター」は、中野区の勤労者に対する福祉の総合的な事業を担います。余暇活動や福利厚生等に関する事業を行っていますが、社会経済状況の影響もあり、主に事業所会員の退職が後を絶たない状況が続いているということです。以前は、指定遊園地やレジャー施設の割引券やプロ野球のボックスシートなどが大変喜ばれたそうですが、近年は、ほとんど人気がないということです。これらのサービスは、区からの補助金(約3千万円予定)も出て運営されているので、事業が存在する以上は中野区で働く方々に有効的に利用できるようにしたいものです。
区民分科会
区民委員会で分担分の予算の審議をしました。中野区では、「(仮称)区民活動センター」に代表されるように、これからは行政がすべてを担うのではなく、住民自ら公共を担っていくと言う方向を掲げています。
それにも関わらず、公益活動推進のための予算をばっさり切ってしまっていることの矛盾を私は質問しました。
また、区では、区の施設管理などの仕事を「シルバー人材センター」の高齢者に、多く委託しています。これは「高齢者の生きがい」「健康のため」ではありますが、区にとっては何より、委託金額が安いので便利に使っている部分があります。高齢者の雇用の問題、それに伴い若者の雇用が圧迫されている問題、高齢者の安全の問題、利用する側の安全の問題、など、十分な検討をして、適材適所に担い手を配置するべきであるということを質問しました。安易な低価格な丸投げにならないようにしていただきたいことなど、提案しました。