区民委員会の休憩中に、渋谷区役所に導入された証明書の自動交付機の視察に行きました。区民委員会の職員10名と議員7人の計17人でマイクロバスに乗っての移動でした。
渋谷区ではすでに証明書のコンビニ交付が始まっていますが、今のところ特に問題もなくスムーズに交付されていると言うことです。住基カードシステムの改修、証明書の偽造防止策等、参考になる点が多々ありました。
渋谷区役所で説明を聞いた後、中野区の東部地域センターに移動し、「(仮称)区民活動センター」の先行実施を行っている運営委員会準備会のメンバーから経過報告を聞きました。
渋谷区のコンビニ内に設置された自動交付機

「陳情審査」
上記視察を終えて区役所に戻り、昨日の陳情の採決を行いました。
昨日の区民の陳情「第9号陳情『(仮称)区民活動センター』への職員配置について」の採決がありました。区民委員会は、区民の陳情に賛成し、職員を残すことを採択しました。
いつも、区長が提出する議案について、与党である自民党と公明党が反対することはほとんどありません。区民が議案に対して反対陳情を提出しても、通ることはめったにありません。今回「将来的に公的施設から職員は撤廃する」という区長の方針に対し「NO」が言い渡されたのです。
私は、公の施設について安易に民間委託ができると考えている職員に対し、法的な根拠を求めて追及してきましたが、「(仮称)地域活動センター」に職員を残すことに繋がったことは、ヤジられながらも質問を繰り返した甲斐がありました。
区民の陳情のおかげで、地域センターから「(仮称)区民活動センター」に移行しても、最低限の区の職員は残ることになりました。