小枝通信に対する反響
小枝通信に対していろいろな反響があります。
「関係ないのでもう送らないでください」「夫は亡くなりました。今までお世話になりました。」そんな悲しい連絡もある中で、「近藤さんのおっしゃる通りです。(仮称)区民活動センターの件、どうして公共の施設を行政が決めた一部の住民が運営するのかさっぱりわからない。いつでも近所の知り合いが公共の建物にいるのでは行きづらいし、誰にでも公平な立場の人が運営するのがあたり前ではないですか」と公共施設への公平さと責任問題に対し、私の意見を高く評価してくださるお電話も頂きました。
また、いつも小枝通信を楽しみにしてくださった高齢の方が、他県の老人ホームに引っ越され、これまでのお礼の言葉を葉書に書いてくだいました。お顔も知らない方が、「小枝通信」と言う1通の報告者が来なくなることがとても寂しいと思ってくださることに感激しました。
しかしその一方では、高齢になられると中野区では暮らしていけなくなる現状に、悲しさがこみあげてきます。在宅の高齢者を支える担い手を、現存の町会や自治会だけでなくもっと幅広い層で確保すること、高齢者の食事の配達サービス、現在のサービスのボランティアの有料化等、それほど多額の予算を使わず、他の自治体では当たり前のように出来ている事案を私は常に提案しています。しかし、中野区では、里まち事業やイベント等の事業に税金が投入されてしまっています。
また、町会だけに依存していく体質は高齢者の暮らしを守る事業とはかけ離れてしまっています。来年の地方統一選挙では、幅広い区民の声が届く議会構成になるようにしたいものです。