運営委員会では、「何とか子どもたちがいきいきと楽しく」と職員と地域の人たちが毎月、熱く語り合っています。私は児童館に子どものことを真剣に考えてくれる大人が集まってくることがとてもうれしいです。
午後、愛育会の50周年記念式典に出席しました。
愛育会の50年は、障害を持ったお子さんを持つ保護者が、障害児の福祉施策にひたむきに取り組んできた愛情の歴史です。いろいろな困難を乗り越え特殊学校をつくったり、福祉作業所を開設したり、長い忍耐の歴史です。「自分の子どもだけではなく、中野の障害児の全体の幸せを願う」との精神で中野の福祉に取り組んで来られた愛育会の皆様に人間の強さと優しさを感じて、熱くこみ上げる思いでした。国も区も、自己責任を強調する昨今、自己責任では生きていけない人たちをどれだけ守っていけるかは行政の大きな課題です。
