桃丘小学校跡地は平成20年度閉校になった後、保育園・学童クラブ等として暫定利用してきました。わずか1年足らずの利用のために1億8000万円も予算を取り、保育園の子どもたちに対応できるよう整備もしました。これらの設備を今後使わないこと言うこともかなり見通しの甘い税金の使い方です。この施設も民間に貸してしまうと一般の区民が利用できなくなってしまう可能性が高まります、私は、「一般の区民のために、一部屋でも使わせてもらうことはできないのか。保育園ではなくても子育てサポータ一が子どもを遊ばせる事業等をするための施設として、トイレ等を壊さずに利用できないか」など、広い学校を全て民間に貸すのではない方法は取れないのかと質問をしました。職員からはプロポーザルの時に、なるべく区の要望は入れるのでこの意見も入れてくれるとのことでした。今日も旧校庭では子どもたちがボール遊びをしていました。民間に貸してしまうと、またしても子どもたちがボールを使って思い切り遊べる場所がなくなってしまいます。民間業者と地域住民が上手に利用しあえる場所となるように願いたいものです。
他の報告でも私は質問しましたが、特に中野区でのイベントの効果について質問しました。「中野区の活性化と言っては、毎年タレントを呼び、セミナーを開催して人を集めていますが、中野区のサンモール、ブロードウエイなどには人は集まって来ているのですから、これらの人と商店街の活性化とをどのように結び付けるのか」を質問しました。ただいつも一過性のイベントをしているのでは、他の政策に回すお金がなくなってしまうので、あまりにもったいなく、イベントの効果、検証を求めました。
写真:桃丘小学校跡地 保育園のトイレ
写真:教室に設置した洗面台