犯罪被害者の会
11年間代表を務めた岡村代表が23日の大会を持って退任されることが一昨日の新聞で明らかになりました。
今日は、岡村代表が参加され、会員の皆さんに退任についての説明をされました。岡村代表は「70歳で犯罪被害者遺族になり、あすの会を立ち上げたこの11年間、自分が生きていて最も多くの勉強した」と語られました。法曹界の抵抗を絶えず受けながら、「犯罪被害者基本法」「被害者参加制度」「公訴時効の撤廃」など、11年の間に大変な功績をあげられました。その御苦労がいかに大変なものであったかを改めて認識させられました。大学受験より、司法試験の勉強より、弁護士としての多くの困難な活動より、私たち被害者のための法律を築く日々は過酷なものだったのです。感謝をこめて会員全員で拍手をし、岡村代表を囲んで写真を撮りました。
岡村代表は「皆さんがいなければ私は生きていることができなかった」とおっしゃっていました。「あすの会」=「岡村代表」がなければ、今、生きていることができなかったのは私を含め多くの会員の皆さんのほうです。その会員の数は今や約400人になります。
23日の大会には、急遽、石原東京都知事が駆け付けてくださるそうです。多くの方々から岡村代表に対して感謝状が贈られることになっています。