私はぶつかられた拍子に投げ出されて、自転車と共に地面に転がってしまいました。すごい痛さでした。籠の中の報告書は散乱してしまいました。
ちょうどそこに、中野区の青色パトロールカーが通ったのですが、彼らは警察や救急車を呼ぶことしかできないと言います。女性に支えられ、立ちあがってみると大丈夫そうでしたので、警察は呼ばず、住所を交換してその場は別れました。
さて、郵便局に向かおうと、いざ自転車をこぎ始めると激痛が走り、なかなかこげません。それでも、山の様な報告書と自転車を放り出すわけにもいかず、激しく打たなかった片足で自転車をこぎながら、何とか郵便局にたどり着き、小枝通信を出し終わりました。
その後病院に行き、レントゲンを撮りました。幸い骨に異常はなく打撲だけでしたが、痛くて歩くのもやっとです。それでも自転車を放置することもできず、区役所まで自転車を押して歩いて行き自分の場所に止め、タクシーで家まで帰ってきました。
階段の下り、自転車等、膝を折る行動では激痛が走ります。よく中高年の方が「膝が痛くて階段を下りることができない」と言うのはこの状態なのかと理解出来ましたが、同時に大変悲しくなりました。
家族にも心配をかけ、夜の商店街連合会の新年会も欠席しました。
近年自転車の事故についてよく聞いていましたが、まさか自分が該当するとは思わずにいました。ただ普通に走っていて、事故に巻き込まれてしまうのですから、自転車は危ないことを痛感させられました。皆さんもどうぞお気を付けてください。