地域支えあい推進特別委員会
私は「子ども文教委員会」と「地域支えあい推進特別委員会」に属しています。
地域支えあい推進特別委員会は今日が初日です。
中野区でエコポイント、地域支えあいポイント、お買い物ポイントの3つの制度が始まります。説明を受けましたが、どれも、目的達成のためにはもっと検討が必要な段階でのスタートであり、より効率的、効果的な運用方法が求められます。多くの委員から疑問点が出されました。
さもサービスの拡大が図られたかのように区が言っている365日24時間サービスについて私は質問しました。すこやか福祉センターで365日24時間相談を受け付ける主旨のことを当初説明していましたが、24時間電話をかけられるのは支える側の人であって支援が欲しい区民は24時間電話をかけるはできないそうです。夜中に電話をかけるのは緊急事態であって、それは警察や救急車、介護保険でお願いしている事業所です。これでは「365日24時間いつでも対応」の言葉は、区民に期待を持たせるだけで、内容は従来のシステムと変わらない誇張ではないかと質問しました。
被害者支援ネットワーク
夜、犯罪被害者を支援し勉強会をしている皆さんが集まり、意見交換をしました。福島県警の警察官も出席して下さいました。また、在米フォトジャーナリストの大藪順子氏も、東京講演を翌日に控えたご多忙の中で参加してくださいました。
中野区に犯罪被害者の窓口を私が作ったことで、震災・原発の影響による被害者、海外の被害者等、多くの被害者を支援する方たちが繋がったことが大変嬉しく思います。私自身は中野区区議会では無所属の小さな存在です。しかし、今日集まった方々は、私の活動を高く評価してくださり、「オリンピック等より先にやらなくてはならないことがたくさんあるのに、なかなか東京都は動いてくれない。近藤さん、都議会議員になってくださいよ」などと冗談半分に言われました。中野区議会の役職も回ってこない無所属の存在と、被害者支援に携わる方々の私への期待との落差があまりに激しく、皆が大政党一辺倒の政治のもどかしを感じていました。