中野区立第九中学校
創立61周年記念式典・記念講演
来年、第九中学校は中央中学校と統合され、中野中学校となります。
61周年の記念式典が行われました。区長はじめ約100人が来賓として出席しました。記念講演では、この学校の卒業生である佐籐弘道氏が「いつまでも心にある母校と友達」と言う題で講演をしました。NHKの体操のお兄さんとして有名な佐藤氏の登壇に生徒たちは大喜びでした。ユーモアのある話に、来賓の地域の方や校長先生たちも大笑いでした。特に小学校から警察で柔道を習っていた佐藤氏は、試合で武道館に行くために護送車に乗って行ったと言うエピソードを話してくれました。今ではありえない話ですが、乗り心地のいい車ではないので、皆さんは乗る事のないようにと、ユーモアの中にも後輩たちが犯罪に手を染めることのないようにと指導するお言葉でした。
体操のお兄さんのお話ですから、得意な事を伸ばすお話や夢を語られるのかと思っていましたが、飲酒・麻薬・万引きなどに手を染めないで、ずっと線で繋がっていく自分の人生を大切にして欲しいと言うとてもいいお話でした。佐藤氏はスポーツ以外にも講演で忙しくされているということですが、これだけ皆を引き付ける話をされるので、講演依頼が多いのもうなずけます。このような若い人気のある方が若い人たちに訴えてくださる言葉は、中学生の心に大きく響いたとことと思います。