北原児童館の委員として。緑野中学校区地区懇談会に出席しました。
児童館健全育成財団 古屋由美子氏を講師に招いて、「小学校5.6年生の心の変化」の話を聞きました。
その後、グループで懇談をし、各グループが発表をしました。今の小学生5・6年生をどのように見ているかと言う講師の投げかけから、今の子どもたちのおかれている環境などを話し合いました。
講師の話は、「褒めて育てる、マイナスの事もプラスの言葉にして子どもに伝える」など良く一般的に言われる話でした。
参加者には、子ども育成団体などを何年も支えてきてきた方も多く、実際にいろいろ経験していて、若い講師の話より、話題に重みがありました。
私のグループは、小学校長、NPO代表、区の職員、ことぶき会の方、青少年育成に関わる方と私の6人でした。皆さん今の小学生の様子をよくご存知で、とても興味深い話し合いができました。
特に校長先生の話は印象的でした「今の子どもたちは、小さな頃からヒトに合わせることを知っていて、それが一番楽なので、皆が同じような行動をします。だから、ヒトと違う行動や発言をした子には、それでもいいんだよと言うメッセージを送って、自主性を摘まないようにしている」
私も本当にその通りだと思いました。
以前はクラスに目立つヒーロー的な子どもがいましたが、最近はいません。昔はスポーツができる子、また勉強が出来て学級委員などをやっている子が注目を集めていましたが、近年は、目立つことでいじめられたりするのが怖いので、皆がおとなしくしているそうです。
私たちのグループの話し合いで、以前はウルトラマンのように「ヒーローが1人」の時代があり、次に○○レンジャーと言うように「ヒーローが5人」になり、今はAKB48のように「皆がヒーロー、ヒロイン」の時代となり、流行のスターの形が子どもたちを表しているのではないかと言う話になりました。
波風を立てないことを何よりも重んじて過ごしている今時の小学生に、「どんどん挑戦してください。地域が見守っていますよ」と言うメッセージを送ることが私たちのグループの結論でした。
予算特別委員会
予算の総括説明がありました。