老人保健施設に入所している母を訪ねました。母は元気で、立ったり座ったりが以前よりできるようになりました。母の部屋の隣にはご近所の方が入居していることが分かりました。
家に戻ると、ご近所の方が「今日は私の誕生日だったので、お赤飯を炊きました」と言って、父にお赤飯をお裾分けしてくださいました。彼女は90歳になったそうです。自分でお赤飯を炊き、母の不在中、一人で過ごす父にまでお赤飯を届けてくださる90歳。施設で過ごす多くの高齢者の様子を見た直後だっただけに、元気で年を取る素晴らしさをしみじみ感じました。