私は、犯罪の被害者、遺族の方たち、また自治体の職員、国の職員などで作るグールプ「途切れない支援を被害者と考える会」で活動しています。参加者は2か月に1度、各々の仕事が終わった後、手弁当で集まります。
現在、犯罪被害者のためのノートを作成しています。このノート作成に充てるため、「東京ボランティア・市民活動センターのゆめ応援ファンド助成金」に応募していましたが、この助成が受けられることが決まり、今日はその贈呈式がありました。
募集団体128団体の中で21団体が選ばれました。助成金配分委員会の辻氏から、「こういった社会問題があったか」と気づかされたと言うコメントがありました。助成金贈呈後、選ばれた21団体の内、欠席の2団体を除く19の団体が活動内容を紹介しました。みんな様々な社会問題に取り組んでいる団体ばかりでした。福島から避難している母子に笑顔を届けるプロジェクト、自転車タクシーで高齢者等の外出支援と生きがいづくりを行う団体、監獄の中の環境改善に取り組む団体、レズビアンのサポート強化とレズビアンライフ事例の発信をする団体など、行政の手の届かないところをボランティアで取り組んでいるそれぞれの団体の姿に頼もしさを感じました。私たちの団体も社会的な活動が評価されて、助成を受けることができ、大変うれしく思います。
私たちのグループは、今回の助成金の上限金額50万円を受けることができました。