「サバイバルサロンぷれぜんと」主催の講座に参加しました。
昨年私が豊中市で視察した、「乳幼児の親子ひろば」を主催している柳谷和美さんの話を聞きました。「親子ひろば」に通うお母さんたちの、泣き止まない乳幼児を抱えてつらそうな姿に、「どんどん泣いていいのよ」と彼女は声をかけます。お母さんたちは、彼女の言葉に救われ、元気をもらって家に帰ります。今日も元気いっぱいなトークを聞かせてくれました。
また、音楽を通して生きていくことの意味を伝えているPANSAKUの山本恵子さんの弾き語りもありました。
彼女たちは性暴力の被害者たちです。彼女たちが「その後の人生をどのように過ごし、どのように人とコミュニュケーションを取ってきたか」を話してくれることで、会に参加した「自殺を試みたけれど死ぬことができなかった」と言う女性も涙をためながら自分の経験を話してくれました。
私は途中から参加したのですが、午前中には、看護師の山本潤さん、サバイバルサロンぷれぜんとの代表のヤマトミライさんの話もありました。
講演を聞く人たちの止まらない涙を見ていると、このような方々の活動が、心に傷を負った多くの方々を勇気づけていることがわかりました。