和光大学教授の竹信三恵子氏の「女性の視点に立った防災講座」が中野区男女共同参画センターの企画で開かれました。
現在東日本大震災女性支援ネットワーク共同代表を務める竹信氏は、震災発生後まもなく福島県に入り、避難所で女性たちが置かれた状況を聞き取り、改善を広く呼びかけてきました。他の支援者たちがなかなか入らなかった福島の現場の声は大変切実な叫びでした。避難所の女性の声が届きにくい構造的問題点、女性への暴力など、様々な問題がありました。
竹信氏の話を伺い、改善すべき必要を強く感じて点がありました。
男性は、瓦礫の片づけ等の労働に出ると日当が出ますが、女性は1日中避難所の食事の支度をしても収入には結びつかない等、女性の無報酬の働きが当たり前として繰り返えされている点です。女性は常に夫婦単位で考えられ、夫の収入が入らない一人身の女性は全く収入を得ることができず、なかなか仮設から出て行くことができないということです。
今回の竹信氏の話を参考に、私も中野区の防災対策に女性の声が届くように発言していきたいと思います。
医師会との懇談会
夜、医師会との懇談会がありました。
「平成26年度、医師会事業に関する中野区への要望」を伺いました。診察を終えられた医師の方々から、障害児(者)に対する支援の拡充、予防接種の必要性など、9項目の事業に対しての要望がありました。