・中学公開授業
・中学教養委員会打ち合わせ
今日は上記3箇所で今の子どもたちの話をしました。
<その中での話です。>
◆ある日夕立がありました。空は30分も前から暗くなってきたのに、「急に雨が降ってきてわからなかった」とずぶぬれになって帰ってきた小学生たち。空が暗くなるのにも気づかずに、元気に遊んでいたわけではなく、ほとんどの子どもがゲームをして過ごしていたのです。家の中、クーラーの中では外の気配はわかりません。外にいてもずっと下を向いてゲームをしていたのでは、空模様はわかりません。
◆中学校で、先生が皆に掃除当番表を間違えて伝えてしまい、その日の当番がいなくなってしまい、仕方なく先生1人で全ての掃除をすることになってしまいました。一人で掃除をする先生の姿を見ても、誰1人も「ぼくも手伝います」と言わない中学生たち。
そんな子どもたちの例を話していて、あるお母さんは言いました。「私たちが子どものころは、理屈ではなく、もっと動物的な勘で動いていたような感じがするね」
今の子どもたちがなくしてしまったものは何なのでしょうか?今の子どもたちを大きく支配しているものは何なのでしょうか?そこを考えることが、今の「切れやすい子どもたち」「自分さえよければと思う子どもたち」の増加原因を探る要因になるような気がします。