昨年の国の国民保護法施行を受け、次に東京都が計画案を作り、区も国民保護協議会を設置し、来年度には計画を決定するスケジュールになっています。区民の方からぜひ一緒に勉強して欲しいと勉強会のお誘いを受け、参加しました。「国民保護計画は有事に備えるもので、戦争への準備が進んでいる」などいろいろな声がありました。「有事って何?」「北朝鮮がミサイルを撃ってくる力があるの?」など根本的な疑問があります。
計画の中身はともかく、私は、まず都も、そして区もこれから国民保護計画を作るというスケジュールに「行政の仕事は計画を作る事ばかりである」ことに憤りを感じます。行政が莫大な人件費をかけて作る様々な計画、本当に有事が起きたとしたら、計画は生きるのでしょうか?有事が起きたとき国民を従わせる計画にたくさんの人件費と費用をかけるよりも有事が起きないように、しっかりした外交をしてもらいたいと思うのが国民の願いなのではないのでしょうか?