新しい中野をつくる10ヵ年計画(素案)が出ました。
3月に制定された基本構想の理念と10年後の中野のまちの姿を受け、これを実現するための基本計画の素案です。私たちの暮らしはどうなっていくのか、具体的な計画案が示してあるのかと期待してみましたが、ただ、目標とする姿が示され、それに対する主な取り組みが書かれているだけでした。この計画を、いつまでに、どういう形で、どのくらいの予算を使って取り組むと言う具体的な計画は示されていません。委員会では、財政的な裏づけ、いつ、どのようなやり方でやっていくのか示されていないのでは計画とは言えないのではないか、ただ行政の目標が書いてあるだけで計画にはならないと各委員が発言しました。
私も児童館のことを例に上げ、「いつ?どういう形で?学校に入ると言う具体的な案を示さないまま、区民の皆さんにまた16ヵ所の地域センターで意見交換会をしても、区民は意見の言いようがないのではないか?」「児童館が学校に入ることにむやみに賛成、反対の議論ではなく、どうしたら子どもたちにとって本当にいいのかと言う議論に入らなくては職員と区民の時間があまりに無駄に使われ過ぎる」と言う趣旨を述べました。
他に
平成17年度国民健康保険料の賦課状況
介護保険制度改革について
など12の所管事項の報告を受けました。