
「途切れない支援を被害者と考える会」の展示ブース
公益財団法人東京都人権啓発センターの5周年記念イベント「人権に出会う一日」のブースに「途切れない支援を被害者と考える会」が出展しました。ブースの出展者は人権に関する活動を紹介するTBSラジオ「人権TODAY」に出演した約15団体です。
会場の東京国際フォーラムの各ホールでは、人権啓発映画会「あん」の上演後、ドリアン助川氏と樹木希林氏のトークや、憲法学者、木村草太氏等のシンポジウム、詩人で社会学者の水無田気流氏の講演等が行われました。著名人の講演が無料であることもあり、大勢の来場者がありました。
私たちの「途切れない支援を被害者と考える会」のブースには、自治体の職員、司法関係者、被害者等、様々な方が立ち寄ってくださいました。展示した「被害者ノート」に関心を示す方も大勢いました。
「誰かの都合によって、ある日突然、1人1人の大事な命が、奪われてしまうことのない社会を作る」ことを、東京都人権啓発センター主催の大きなイベントの力を借りて、私たちは社会に発信しました。このブースへの出展は、これまで社会的な問題として、なかなか取りあげてこられなかった犯罪の被害者等の人権が、人権問題の1つとして大きく注目され始めたことを感じ、私たちの会の活動は、少なからず社会に問題を提起していることを実感し嬉しく思いました。

映画「あん」出演の樹木希林さんとドリアン助川氏のトーク