(仮称)中野区グローバル都市戦略(たたき台)についての項目の中で、今後中野区は、「毎週1万人規模の催事によって、来街者を50万人増加させる目標である」との報告がありました。私は、「今でも復興支援のねぶた祭りや、他多くのイベントが毎週行われていて、これ以上は必要ないと思っている区民もいる中で、今後どのようなイベントを考え、そのイベントを開くことに寄って、区民の利益や幸せとは、どのような関係があるのか。」等、何点も質問しました。他の議員からも同じような質問がたくさん出ましたが、理事者の答えは「区民もイベントが見られる」「賑わいを呼ぶことが区民にとっても良い。」など、区民にとっての良い材料が見つからない答えばかりでした。結局は、中野駅周辺に大きなアリーナの建設が予定されているので、何とか多くの人を集客させたいと言う事がわかりました。「集客力と発信力のあるグローバルな都市活動基盤の構築」を目指すそうですが、それは本当に区民が望む中野区の姿なのでしょうか。
今後、(仮称)グローバル都市戦略の案が幹事会で検討されて行きます。区民にとって、不必要な建築物に多くの税金が使われない事だけは願わずにはいられません。今後も生活者の目線で質問していきます。