今日も待合室ではたくさんの方が診療を待っていました。その中で、ご主人が奥様を介護している姿をよく見かけます。車いすに乗った奥さんに優しく声をかけるご主人の姿を見る度に、私は「どのように暮らしているのだろうか」「食事はどうしているのだろうか」などと考えてしまいました。
父は、先生に自分の気持ちを理解していただき、嬉しそうに「先生は何でわかったのだろう」と機嫌良く帰ってきました。
高齢者にとって、自分を理解し、支えてくれる方がいることがどれだけ大きな力になるのかと言うことを病院を訪れる度に感じます。