私は受付を担当しましたが、多くの子どもたちと保護者が夕方の手持ち花火をするために、引換券を求めて受付に並びました。毎年、浴衣を着て来たお子さんと小学生未満のお子さんには、安全上、手持ち花火をさせませんでしたが、今年は例年よりも多くの未就学児が小学生の姉妹と保護者と一緒に並んでいました。お姉ちゃんと一緒に花火ができると楽しみに来た未就学児、「しっかり見ていますから」とお願いする保護者、その状況を前にして、受付担当の2人で相談をして、「事故の無いように保護者が必ず付き添うこと」を条件に、4、5歳児の手持ち花火を許可しました。また、事前に交換券と花火を交換することを知らずに花火を確保できなかった未就学児の保護者の中は、「花火を自分で買ってきて、やってもいいですか?」と尋ねていました。
子ども会の花火大会は、手持ち花火の対象は小学生、手持ち花火はできなくても、打ち上げ花火は皆さんで楽しんでいただけるように工夫して毎年行っています。
しかし、年々、家庭では花火をやる機会もないようで、この機会に、幼児にも花火を楽しませてあげたいと考え、その思いを積極的に伝える保護者が増えたように思いました。
アルコールを持ちこむ保護者もいました。住民によるボランティアによる子どもたちの健全育成を願う取り組みである花火大会の趣旨を理解していただき、決まりを守って楽しい花火大会が今後も継続できるようにと思います。
手持ち花火の後は、約500人が打ち上げ花火を楽しみました。