NPO法人「えじそんくらぶ」の高山恵子氏の「青年期・成人期の理解を深め、自立を目指した支援とは」の講演を伺いました。会場の中野区産業振興センターには100人ぐらいが参加していました。夫婦で参加している方もいました。
高橋先生は、その話の中で、「自分もADHD(注意欠陥・多動性障害)であったけれど、自分を取り巻く環境のおかげでうっかりミスを重ねながらも何とかうまくやってくることができた。大学教授など1つの研究を極めている方の中にも発達障害であったと言う方がいる。現在悩んでいる家庭は、まだ情報を手に入れていないだけ。ここに来た方はもう大丈夫です。未来はうまくいきます。」と話され発達障害の方の特性、支援者のかかわり方などを丁寧に説明してくださいました。講演後、参加された方々は、前より笑顔になって帰られた気がしました。先生が、会場の参加者にかけられた言葉を今度は支援が必要な子どもたちにかけることで、それぞれが自信を持ち、少しずつ良い方向に向かうのではないかと感じました。