父の古くからの友人が亡くなり、本会議後、区役所からお通夜に駆けつけました。
父を迎えに家に戻る時間がなかったため、息子が父を通夜会場まで連れて来てくれました。
故人は、父が主催していた北原文化クラブに発会時から参加し、永い年月、父と親しく交流を重ねてきました。
父親が営んでいた石材店を継ぎ、私の主人のお墓も作っていただきました。「どうしてこんなに若い人がね。悲しいね。」と一緒に涙を流してくれました。その後も都度お墓の掃除をして近藤家の墓を守ってくださいました。
主人を納骨してかなり時間が経ってから、警察から戻された骨の一部を納める作業が必要になりました。その納骨時、お墓の中から顔を出して、「お墓の蓋、閉めないでよ」と笑った彼の顔を忘れることができません。彼がいてくれたから、つらい残酷なことにも耐えることが出来たと思います。
感謝と悲しみで一杯です。お世話になりました。どうぞ安らかにお眠りください。
合掌。