前日の本会議で「中野区ユニバーサルデザイン推進条例」の制定が可決されました。
ユニバーサルデザインとは、年齢、性別、個人の属性や考え方、行動の特性等にかかわらず、すべての人が利用しやすいよう考慮して都市や生活環境を設計することを言います。
基調講演では、知的障害のある長男の出産、夫の突然死、自身も大動脈解離で倒れ、後遺症が残り、車いす生活をしている岸田ひろ美氏(日本ユニバーサルマナー協会理事・(株)ミライロ勤務)のお話を伺いました。
講演後は、全国ユニバーサルサービス連絡会代表の紀氏、基調講演の岸田氏、(株) LIXILマーケティング 本部高橋氏、公益財団法人共用品 推進機構理事 信井氏、中野区長のパネルディスカッションがありました。
帰り際、講演会場入り口に置かれていた(株) LIXILのユニバーサルデザインのパンフレットをもらって来ました。住まいのユニバーサルデザインとして、段差のない浴室、洗面室、玄関などの自社製品、事業が紹介されていました。
先日開催された「中野駅周辺まちづくりフォーラム」も、今日の「中野区ユニバーサルデザイン推進シンポジウム」も、どちらも民間企業と区長が一緒になって、企業の宣伝をする形であることに、私は違和感を覚えました。