昨日投票が行われた、中野区長選挙・区議会議員の補欠選挙が開票され、結果が出ました。
投票率 34、45%
区長選挙
当選 酒井直人 36,758票 立憲民主党等推薦・共産・中野・生活者ネットワーク支援
田中大輔 27,801票 自民・公明(中野)・維新推薦
吉田康一郎 14,534票
市川みのる 12,064票
区議補選
当選 杉山 司 39,843票 立憲民主党
平地早都子 30,076票 自民党
浅野尚孝 18,648票 共産党
私は、無所属の立場ですが、「新しい区長を誕生させたい」、「現職に勝てる候補者は酒井氏しかいない」「大政党の意見だけではなく、無所属の議員の声も聴いてくれる区長を」と言う思いで酒井さんを応援しました。
酒井氏は、区民の声を聴く中野区政を実現させる会(略称「区民の声・中野」)の方々等と立憲民主党の応援を受けて、現職に1万票近い差をつけて当選しました。
選挙戦では、立憲民主党の長妻昭氏が連日応援に入り、枝野幸男代表、蓮舫氏も中野駅でマイクを握りました。多くの方が足を止めて演説を聞いていました。
しかし、この選挙での酒井氏の一番の勝因を上げると、区民の方の多くが、「田中区長には何を言っても聞いてもらえない」「長期政権は腐敗すると自ら言って条例まで作ったのにそれを反故にした長い政権は、もうやめにしてもらいたい」と判断したことだと思います。
「一方的な児童館全廃はあまりにもひどい」「多くの区民たちから活動の場所を奪った16年間だった」「区民に居場所がなければ、地域包括ケアシステムの構築などできない」「中野区は犯罪被害者支援について全国的に注目されているのに、現職はなぜか、条例をつくろうとしない。新しい政策に対しての姿勢が後ろ向きである」等、私は、区内外の多くの方から現職区長へ対する不満を聞いてきました。
選挙カーに乗って街を回っても、街を歩いていても、新しい区長を誕生させて自分たちの声も聴いて欲しいと言う多くの方に会いました。「頑張ってください」とたくさんの区民に声を掛けられました。
多くの区民の思いを背負った新しい区長が誕生しましたが、議会で多くの区民の思いをどのように実現していくのか、厳しい区民の視線に守られ、自称「区民の声を聴く区長」の活動がスタートします。