中野駅周辺・西武新宿線沿線まちづくり調査特別委員会において3件の所管事項の報告を受けました。
「中野駅新北口駅前エリア再整備事業に係る計画検討の進め方について」の項で、最大1万人収容のアリーナについては、既設の区役所・サンプラザ地区再整備推進区民会議での意見を踏まえて、区として今後の方向性を示していくことが示されました。会議の期間は平成30年8月から12月ごろを予定しています。
「中野駅新北口駅前エリア再整備事業の検討の場を、既設の区役所・サンプラザ地区再整備推進区民会議に決めた理由は何か」「都市計画が遅れることはないのか」「どういう議論をするのか」など各委員から様々な疑問に対して質問が出ました。
私も「以前、1万人規模のアリーナを検討した同じ会議体で、同じく1万人規模のアリーナを提案した事業パートナーも同じように参加させて、その会議体が議論すると言うが、区から別の提案も無いのであれば、会議の委員たちは、アリーナを作ることに落ち着くしか選びようがない。区がどう変更したいか等の意思を示さなければ、もう一度議論する意味がない。議論の結果が今よりも区民に寄り添った結論になるようにしなければ同じ会議をする必要性が見えない。どのように考えるのか」との趣旨の質問をしました。
6月に区長が変わり、担当の副参事は、アリーナについて、もう一度区民の声を聴くことが求められているので、各議員の質問に、苦しそうに応えていました。